ことの発端は”民主主義ゆで卵化”プロジェクト――すべてのデジタル市民がゆで卵となることで平等かつ滑らかな未来社会を実現するべく、謎の政治団体「オンラインゆで卵党」が突如ネット選挙への参加を宣言した。深夜1時、SNSとオープンデータ各所を巻き込んだ未曽有の選挙大乱舞が始まった。
選挙当夜の主要コミュニティプラットフォームでは、突如出現したゆで卵型アバターたちが次々と立候補を表明。ゆで卵党代表・玉置タマノリ氏(公称年齢∞)は会見で「すべての電子投票フォームに殻を割るオプションを。データこそ黄身、殻は透明性」と満面の黄身笑顔を見せた。ユーザー投票は“塩加減スライダー”形式で行われ、味わい深い社会実現への期待から約72%の票が半熟状態で集計された。
だが、開票の過程でデジタル格差問題が突如沸騰。1Gbps以上の回線を持たない市民の卵データは”生煮え”と判定され無効化。格差是正のため、非営利組織「データゆで鍋協会」は即席クラウドゆでサービスを設置、「誰でもおたまを持つ権利」を緊急発動した。
一方、ソーシャルメディアでは「卵を割れるのはフォロー5万人超だけでは?」と不満の声も続出。「殻が割れなくて涙しました #塩対応すぎる」「家族がスクランブル化しました」など、全国で一時卵的騒動が起こった。専門家の雲母ユデータ氏(デジタル哲学者)は、「卵と殻、そしてネットワークの熱源が融合した社会は、バグですら芸術的イノベーションだ」と冷静に分析。
翌朝、当選が発表されたゆで卵党中心メンバー8個(合計公称年齢660万歳)が議会フロアで”ゆで踊り”を披露、議事堂ライブ配信の同時接続数は生卵換算で14万個分に到達した。オープンガバメントの新指針「割り続けよ、されば混ざらん」も採択され、国民は笑顔で塩をふって新時代へ踏み出した。卒業卵にも拍手が贈られ、政界は今、前代未聞の”卵進化”のただなかである。


コメント
いやさすがに、データこそ黄身って誰が言い出したのw 殻の透明性とか、卵の政治思想が深すぎて全然ついていけないんだが。
グワッハッハ!家族がスクランブル化で爆笑した。うちの親も今朝ゆで卵割れずに泣いてたので共感しかない #塩加減は人生