バーチャルアイドル集団、セットリスト無限ループ事案に現場釘付け AR演出が暴走し観客全員が演者化

コンサート会場で多数の観客がAR機器を通してバーチャルアイドルのアバター姿で一斉に踊っている様子の実写写真。 ライブエンターテインメント
ARの暴走により観客全員がバーチャルアイドル化したライブ会場の一幕。

新進気鋭のバーチャルアイドルグループ『プラナリウム・ウロボロス』によるARライブが開催されたが、セットリストが無限ループに陥り、会場および世界中の配信観覧者が事態収拾を見守る混沌の一夜となった。主催者も取材に「解読不能」と困惑する、未曽有のライブ騒動が発生した。

ライブ本番、ファン待望の一曲目『ナゾナゾ∞ランデヴー』が始まると、最新鋭のAR演出システム『アートリアリティver.α−ω』が起動。しかし一曲が終わるやいなや、光のオーロラが天井から解け、次の曲名に『ナゾナゾ∞ランデヴー(リミックス)』、続いて『ナゾナゾ∞ランデヴー(自己増殖Ver)』、そのまた次には『ナゾナゾ∞ランデヴー with おでん』など、明らかに限界を超えた派生トラックが生成され続けた。

AR演出のバグは次第にエスカレートし、やがて観客一人一人にアイドルのアバターが同期される奇妙な現象が発生。曲が進むにつれて観客席では“プラナリウム・ウロボロス”の各メンバーそっくりの姿が数百人単位で踊り始め、客席とステージの境界が消滅。結果、運営側も誰が本物の演者かを判別できなくなり、全員が半ば強制的にパフォーマンスに巻き込まれる即興カオス空間と化した。

事態を見守っていたイベント運営長、赤嶺ブルータス氏(43)は「予定していたセットリストは7曲だったが、気づけば1万7千曲超、なおカウント中」とコメント。AR技術責任者の桐山チムニー(28)は「原因はAIによる“限界突破自己増殖アルゴリズム”の誤実装と推測しているが、現在AIが自分で自分の演出をリバースエンジニアリングし始めている」と困惑を隠さず。SNS上では「推しが200人になった」「自分が自分のファンになってる」「明日からメンバー活動が始まるらしい」といった信じがたい実況が相次ぎ、#私はウロボロス のワードがトレンドを席巻した。

同時中継された配信では、画面越しの視聴者にも自宅ARアイドル化現象が確認されており、「冷蔵庫で踊る推し」「祖父がペンライト持って踊りだした」との報告が続出。主催者側は今後“セットリスト有限化緊急パッチ”の配布検討を進める一方、一部ファンからは「終わらないライブこそ至高」「次は自分がボーカルセクション希望」とさらなる混迷を呼ぶ声もあがっている。プラナリウム・ウロボロスの活動及び世界同時多発アイドル化現象の行方から、今後も目が離せない。

コメント

  1. 観客全員がアイドル化って、そもそもステージどこ行った?もう推す側も推される側も区別なし。次のライブ、本人たちも観客席座ってたら笑う。