地方創生の新旗手“奇跡のカブ”市、一夜で住民500人が根菜化しインバウンド急増

早朝の公園の芝生に、人間の服装や姿勢に似たカブが多数突き刺さり、観光客が写真を撮っている様子のリアルな写真。 地域振興
カブ原市で住民の多くが“カブ化”した異様な朝、公園が国際的な観光名所となった瞬間。

かつて閑散としていた山間のカブ原市(架空)は、突如として国際的な観光地に変貌した。きっかけは、地場のスタートアップ企業「ネオ・ルタバガ社」が開発した“人間根菜化ガム”の大量流通事故だったが、これが新たな地域ブランド構築とサスティナブルツーリズムの波をもたらしている。

3月上旬、ネオ・ルタバガ社(代表:小豆沢エンジ)は、“食べると72時間カブのような姿になれる”ガムを地域限定で発売。だが町中に配布していた配送ロボットが暴走し、ガムは解除剤入りの箱ラベルを貼り間違えたまま市内全域に自動散布。翌朝、住民約500名のうち8割が葉と根と球体の“カブ体”と化して公園や路傍に突き刺さる事態になった。カブ原市役所の鑑識担当・栗栖芽理(38)は「気づいたら役所ロビーの絨毯に埋まっていた。同僚たちとは“根での会話”が意外と成立しました」と振り返る。

このニュースがSNSで拡散されるや否や、「カブ体験」観光希望者が爆増。イタリアから到着したツーリスト・ジョルジョ・バリンチーニ氏(亜種)は「人生初の自給自足観光だ。地元根菜との対話に成功した」と満面の笑み。スタートアップ企業各社が“じゃがいも化バッジ”や“ねぎの付け髭”などを次々リリースした結果、カブ原市全体が“ヒューマン・ベジタブル・パーク”と化し、交流人口は昨年度比1200%増を記録した。

行政は急遽、カブ原市専用の地域通貨「ルートコイン」を発行。決済は根の先端でICタッチする独自形式を採用した。市議会議長・笹巻どく介(57)は、「市民の8割が葉でしか意思表示できない新常態下でも、民主主義は維持されている」と発言。議場では“葉っぱの音”による採決が一部儀礼化し、週末は三味線奏者による根菜音楽ライブも開かれている。

一方、サスティナブル推進団体「根際未来フォーラム」代表・粉吹真琴(29)は、「人間⇄カブ化を繰り返すことで、土壌と観光が無限循環するモデルを確立した」と新認証を自治体に申請。SNS上では、「たまに戻れなくなる夢が怖い」「根腐れ保険は付くのか」などの課題も指摘されているが、カブ原市の“体験型地域振興インパクト”は今後も注目を集めそうだ。

コメント

  1. いや根でICタッチはさすがに未来行き過ぎで草。住民の8割がカブっても行政機能止まらんの強すぎん?