次世代の経営手法として世界の注目を集める人的資本経営。その最前線を突き抜け、経済界に困惑と喝采を同時にもたらしているのが、中立大陸連邦に本社を置くMOKUMOKU社だ。自社の人材を「社畜」として一丸管理する大胆な人的資本戦略が、各方面から賛否両論を巻き起こしている。
MOKUMOKU社は昨年、グローバル人的資本キャピタル取引所(GHCCE)に人材を上場、24時間交渉可能な『社畜先物取引』サービスを開始した。登録された社員たちは“放牧型開発エリア”で自律的に移動・能力開発を繰り返し、時折AI羊飼いロボの指示で職務適性がシャッフルされていく仕組みだ。「自分探し」と「牧草探し」を同時達成できるハイブリッドモデルとして、特にVUCA環境への適応力の高さが高評価されている。
MOKUMOKU社の人事評価制度も独特だ。最大の特徴は年に一度開催される『社畜大運動会』。参加者はダイバーシティへのインクルージョンを試される「種族混合リレー」や、自分の“パーパス(人生目的)”を大声で絶叫する「パーパスシャウト競技」に強制参加させられる。優勝者には“1年間リアル通勤不要パス”が授与される一方、最下位者は「業務上浮草生活」の刑に処されることで知られる。
社内リーダーシップ育成も奇抜だ。リーダー候補は『数理異次元井戸飛び込み研修』に放り込まれ、出てきた際に手にしている謎のアイテム(例:三角形の辞表、喋るカブトムシなど)によって昇進可否が決まる。また、ウェルビーイングを重視する同社では定期的に“ココロの貸し借り市場”を開設。社員同士で『今日だけ他人の気分で働く権』を交換する新制度が話題となっている。
SNS上では「もはや経営じゃなくて民俗学」「牧場で自尊心肥育されたい」「自分もパーパス絶叫したい」との声が続出。人的資本経営の真価に迫るMOKUMOKU社の動向から、目が離せそうにない。専門家の野生脳育成家・登葉奇八(とのば・きはち)は「現代社会の意味不明現象に真のイノベーションがある」と評し、今後の人的資本市場の更なるカオス化を示唆した。


コメント
社畜先物って…もう人間やめて株になってるの笑うしかない。大運動会もあるし、どこの異世界企業ですか?
ウオーー!俺も放牧されたいぜ!!!!明日から人生目的叫びにいきます。パーパス集める会やろう。