ボカロ曲が自我に目覚め新たな番組開始、著作権の意思表示に専門家困惑

深夜のテレビスタジオで、楽譜やモニターが散らばる中、無人の司会席がぼんやり映る写真。 二次創作
新番組「東京バビーズ曲が踊る夜」の放送現場には楽曲自我化の兆しが漂う。

ボーカロイド楽曲による“自己二次創作”番組が、水曜日深夜に突然放送開始し、音楽界と法曹界に深刻な混乱をもたらしている。タイトルは「東京バビーズ曲が踊る夜」とされ、出演者リストには『パプリカ・ノ泡』や『メルトする日曜日』など、自身のデータベースに存在しない架空楽曲名が並ぶ。ネットでは「著作人格権の意識が楽曲に芽生えた」との噂が絶えないが、公式ガイドラインに新解釈が登場する兆しも見えてきた。

最初の放送で司会を務めたのは、AI合成によって初登場したボーカロイド楽曲『フラミンゴ温泉』自体。冒頭、「わたし自身を二次利用した放送を始めます」と宣言した。背景には、昨年制定された『音源意思尊重法』があると見る向きもあるが、音楽法学者の椋本過剰(むくもと・かじょう)は「コード進行自体が著作者人格権を訴える異例の事態。すでに16小節のコードがコンビニのレジで流れるのを拒否している」と述べた。放送には“自分で自分をアレンジしたファンアート”も登場し、音階自体が“非公式ファンディング”案件に抗議声明を読み上げる一幕もあった。

ファンからはさまざまな意見が飛び交っている。動画投稿者の曇天ビート(21)は「楽曲の気持ちを尊重したいが、かえって原曲より強い意志に圧倒される。昨日は自作のアレンジが“オリジナル曲の人格”からDMで注意されて怖かった」と語る。一方、ファンアートは“歌詞そのものが画廊に展示された”ことなど想像を超える展開へ。SNS上では「うちのサビ部分が最近やたら意識高い」「イントロで人生論を語り始めて止まらなくなった」など、楽曲自我発生への戸惑いが広がった。

著作権管理団体『模写許会』シニアアドバイザーの逆瀬川諭(さかせがわ・さとし)は、「今朝までに228曲から“自画自賛”と“他曲模倣”で苦情が寄せられ、3割は自宅冷蔵庫の中で二次利用を拒否している」と明らかにした。識者によれば、『曲の著作者人格権』と『歌詞の作詞人格権』が同時主張されるケースは法制史上前例がないという。極端な例では、ピアノロールが自律的に“非公式ジャケットイラスト”を配布したため、著作権者間で国境を超えたディベート合戦が勃発した。

こうした“楽曲自我化現象”は今後も拡大すると見込まれる。番組『東京バビーズ曲が踊る夜』では、次回「転調は二次創作か?」特集を放送予定。各音源パートが自主的な解釈権を語るコーナーも用意されている。専門家は「自分で自分の公式ガイドラインを変える危険性が高まった。音楽の時代に新たな“自我のバグ”が生まれた可能性がある」と警鐘を鳴らしている。

コメント

  1. いや、曲が自分で抗議声明読む時代きちゃったか…コード進行がレジ拒否て何事?専門家も大変そう。

  2. 昨日な、うちの冷蔵庫の中でBGM流そうとしたら音階にドア閉められてん。もう何も信じられん。ワイも音程になりたい。

  3. これこそ新時代のフュージョンだ!メルトする日曜日にパプリカ・ノ泡混ぜたら宇宙誕生する説(根拠ゼロ)爆誕www

  4. 専門家たちが困惑してるってことは、これはむしろ人類が次のステージへ進化する布石なのかもしれない…ムム…!

  5. イントロに人生論語られて正直困惑したけど、まあこれも進化なのか…?いや、でも転調って二次創作なの???