回転式住宅ブームが過熱、中央線沿線で“玄関リビング化”旋風

回転機構によって玄関ドアとリビング壁が回転中の現代的なアパート室内、驚いた表情でドアに手を伸ばす女性がいる様子。 住居
回転する“玄関”が新たな生活スタイルを生み出している。

都心周辺で近年密かに注目を集めるのが、“回転式住宅”と呼ばれるDIY住居だ。従来の家の常識を根底から覆すこの住宅は、玄関とリビングが360度回転し続けるのが最大の特徴。防犯対策や二拠点生活の新提案として、中央線沿線の賃貸物件を中心に急速に広まりつつある。

きっかけは発明家の檜山カツルさん(43)の「家に入れなくなる日があってもいいじゃないか」という不可解な理念だった。玄関ドアごとぐるぐる回転する独自システムを開発、さらにリースバック可能なユニット型リビングが部屋ごと無作為に360度入れ替わるという“住戸シャッフル”機能を備えた。檜山さんの設計図はSNSで拡散し、DIY愛好家コミュニティで「これぞ新時代の暮らし」と話題沸騰。ある人気物件の入居者であるフリーライターの御陵リユさん(34)は「毎朝、家族より先に玄関を取り戻せるかが、人生最大のスリル」と語る。

回転式住宅の導入は予期しなかった社会現象も引き起こしている。防犯目的で導入する家庭が多いものの、逆に『自分の部屋の入口が30分ごとに他人のユニットとコネクトされる』ことから、“超短期ご近所付き合い”や、“玄関リビング二重生活”と呼ばれる新たな人間関係が生まれている。専門家の宇波クドウ准教授(仮想住環境研究)は「自宅に帰ったはずが、投資家の朝礼や飼い猫の自宅婚活に巻き込まれるなど、住宅のシェアを超える未曾有の相互作用が観察できる」と指摘する。

一方、回転機構のトラブルも頻発している。昨月、国立のアパートメントでは全ユニットが高速回転した結果、玄関が10時間天井に固定されるなど、物理的にも心理的にも大家や入居者に強い試練が課された。SNSでは「次こそ窓が床になる予感」「昨夜からリビングの家具だけ異世界転送モード」など、“自宅迷子”を楽しむ投稿が話題だ。

急速拡大する回転式住宅だが、設計ミスで家ごと賃借人が裏返る事故も報告されている。都住宅協会も『回転式玄関認可』を検討中だ。そんな中、不動産仲介業を営む辻斬サエ(56)は「どこでもドアには敵うまい」というが、住人たちは“次に自分の玄関がどこへ行くか”という日々の運試しに胸を躍らせている。今後、住宅の主導権は家か、それとも住人か、その行方に注目が集まる。

コメント

  1. いや待って、朝から玄関が天井にあったら遅刻確定じゃんwこれが令和の運ゲー物件か…

  2. 納得しかない。そもそも家って動くものだったんだよな…俺のじいちゃんも回る家に住みたがってたし、きっと正解なんだ。

  3. 天井にドアができた時にハトが挨拶してきて、気がついたらリビングが温室に…俺は今どこにいるんだ?

  4. で、それ本当に防犯になるの?逆に隣の猫の婚活に参戦する羽目になるのは新手のセキュリティバグでは。

  5. シェアハウスの進化系きた!けど家具だけ異世界転送されたら帰宅即ダンジョン…冒険者向け物件誕生かよ!