世界最強の行進――巨大ワラビ、小学校の野外活動を乗っ取る

巨大な緑色のワラビがリュックを背負い、雨の中で小学生たちと教師たちの前に立っている場面。 野外教育
小学校の野外教育キャンプに現れた超巨大ワラビと児童たちの対面。

昨年度、三重県北部の小学校で行われた野外教育キャンプは、想像だにしない“緑の巨大生物”の参加によって、全国的な波紋を呼ぶ事態となった。100メートル級の「超巨大ワラビ」が児童のアクティブラーニングを独自に主催し、用意された全プログラムをワラビ式へと変換。混乱と笑いが交錯するフィールドワークが繰り広げられた。

発端は、天候不良のため屋外飯盒炊飯を中断した5年2組38名が、雨宿りのため林縁へ移動したことに始まる。そこで突如、地鳴りとともに現れたのは体長およそ113メートル、葉と茎にリュックサックを背負った形状のワラビであった。教諭の古道大樹(40)は「最初は巨大な緑の壁かと思った。児童が連れ去られないよう点呼を取ったが、児童の方から“あれ面白い!動く!”と積極的に接近していった」と語る。

ワラビは緩慢な動作で教師達に“協力メモ”を渡し、自身が新しい安全管理責任者に任命された旨を宣言。これを皮切りに、“ワラビジャンプ綱引き”“胞子まみれ宝探し”などワラビ考案のアクティブラーニングが次々と開催された。児童らは「ワラビの胞子シャワーは普通の雨よりしょっぱかった」「ジャンプで10メートル浮いたら見知らぬズグロシマリスたちが真顔で拍手してくれた」など、通常のフィールドワークとは比較にならない体験をした模様だ。

専門家の山荘酢男教授(幻想生態学)は「野外教育に植物群が自発的に参加する現象は、これまで報告がない。だがワラビは本来孤独を好む性質だと考えられていたので集団行動指導には疑問が残る。ただし“ワラビジャンプ”による地面の凹凸化は独特のアクティブラーニング効果をもたらすかもしれない」と分析。一方、同県PTA連合は安全面への懸念から、今後は高さ30m以上の植物による教育参加を自粛要請する方針と発表した。

SNS上では「ワラビのうっかり踏みつぶしリスク講座動画希望」「次はぜんまい型リーダーも招聘して」「葉緑体主導の教育革命到来か?」など好意的な意見が大半を占めているが、会場となった山林には今なお、児童らが作成した“ワラビに捧げる感謝の木札”が謎の配列で並び、定期的に巨大な葉が拍手の真似をしているとの目撃談も絶えない。教育現場と大自然の新しい融合形態は、果たして今後、どこへ向かうのか。

コメント

  1. まあ冷静に考えて、小学校の野外学習で巨大ワラビが安全管理責任者になる世界線ってどこ…?校長先生も困惑してそう。

  2. よく聞け諸君!!これはワラビによる世界緑化計画の序章にすぎん!次はアスパラガス型ロボットが…いや、それよりも葉緑体政権が始まる!!

  3. やばww胞子シャワー普通に受けてみたいしズグロシマリスと一緒にジャンプしたいんだけどwww誰かツアー組んで!

  4. あー、なるほどね。ワラビってやっぱ孤独な性格なのか~。でも子どもたちがまとめてくれたら集団行動もアリだったんだね。不思議と納得した。

  5. PTA連合の基準が“高さ30m以上の植物は禁止”なの面白すぎて草。じゃあ29mまではOKなんだな???