テニス界の頂点を決める伝統のトーナメント決勝戦。しかし、今年は試合途中に選手たちから突如として正体不明の“植物”が発生。会場と視聴者を巻き込む、未曾有のグリーン・ショックが発生している。
異変が始まったのは、第2セット。サーブを放とうとしたワイルドカード出場のマチュダ・レン(26)がラケットを構えた瞬間、右手の甲から鮮やかな緑色の芽がにょきり。会場がどよめく中、相手のトマシエンコ・ルカ(28)もスマッシュを狙った瞬間、掌からツタがうねうねと伸び始めた。どちらの選手も動揺しつつも競技続行。だが、ラリーが進むごとに選手の手やラケットから、ツユクサ科・マメ科・未確認種の葉が勢いよく成長していった。
主審のヨナサン・マルヴィン氏(54)は混乱の中で『国際ルール上、植物の増殖によるプレーの妨害規定は存在しない』と判断。コート上では次第にフォアハンドとバックハンドが“葉ハンド”や“つるハンド”へと進化。3ゲームを終える頃には、選手はラケットと一体化したツタを振り回し、スマッシュのたびに花粉が舞う奇想天外な試合に変貌した。
会場を埋めた1万2千人の観客の反応は様々だ。SNS上では『これが現代テニスの進化か』『つるサーブ、スピンが凄すぎて見えない』『次のグランドスラムは森林浴付き?』など、戸惑いと爆笑のコメントが殺到した。一方、コーチ陣は真剣な表情で“手の水やり”や“葉の剪定”をアドバイス。運営側は緊急で樹木医を招集したが、現場では種の特定にすら至っていない。
スポーツ生物工学を専門とする知恵集大学の栄養学博士、ポリトネ・樹海氏(46)は『人間のテニス筋肉に光合成機能が急速移植された可能性が高い。今後、選手は1日700本の日光浴と水やりを義務付けられるかもしれない』と推測している。大会運営委員会は次回から“植物の増殖は1日3本まで”と仮ルールを提案する方針だが、選手会は『もっと生やしたい』『野菜として売れるのでは』と交渉に意欲を示している。
全世界が注目した一戦は、両者のツタがコート中央で絡まり合い、ほどけなくなったことで“グリーン・ドロー”と判定され幕を下ろした。栽培された未確認植物のほとんどは、地元農家により『テニス葉サラダ』としてすでに出荷済み。来年以降、世界中のトーナメントが“球技農業化”する可能性もあり、テニス界の常識が根本から覆さる日も近そうだ。


コメント
待って、葉っぱ生えたまま普通にプレー続行する選手メンタル強すぎでは?グリーン・ドローって判定も初めて聞いたわ。笑