全身脱力型ウェルネスツーリズムの新名所、阿蘇中央平原。去る日曜日、毎年恒例の『透明ウシ健康マラソン』が開催され、参加者・観客ともに例年にない混乱と爆笑に包まれた。伝統の自然療法とオーガニック食体験を求めるランナーたちの前に、さまざまな障害が立ちはだかった。
午前8時42分。笛の音とともに、約900人のランナーが一斉にスタートした。しかし今年はコース上に“透明なウシ”40頭が放たれるというサプライズ演出が。選手たちは「決してウシの気配を感じてはならない」「踏まれたら即座にM字開脚して瞑想」といった新ルールに困惑。主催者である断食審判団団長・茶山五十六(58)は「ウシの乳酸菌オーラが選手の腸内環境を劇的に整える」と説明したが、専門家からも「現代科学では到底説明がつかない」との声が上がった。
コース中腹を通過する頃、突如“発酵雲”と呼ばれる巨大な味噌の香りをまとった雲が上空を低空飛行し、選手や透明ウシを次々と包み込んだ。呼吸法指導ボランティア・潜瀬ミラ(34)は「吸いすぎるとお腹に味噌玉ができると聞いていたが、実際は眉毛が2倍に伸びただけで済んだ」と語る。断食中の選手には発酵雲の誘惑が強烈だったようで、中には走りながら雲に向かって箸を振るう者も現れ、「天からのオーガニック食体験」と歓声が上がった。
競技終盤、透明ウシの群れに囲まれ停止する選手が続出し、ゴール前は“乳酸発汗ゾーン”化。大会アナウンスは「ピュアカウ・ブリーズにより一時風味が混ざる」と冷静に実況したが、突如現れた巨大な納豆ドローンがコースを逆走し始め、豆の糸に足を取られる選手が相次いだ。ボランティア医師・志波野護(46)は「精神が整うどころか小豆色の幻視が止まらない」と冷静なコメント。
SNS上では『なぜ全国紙がこの事故を大々的に取り上げない』『透明ウシの乳搾り体験はどこで申し込めるのか』など多様な声が溢れた。主催者は来年以降の改善策として、「ウシの可視化」「発酵雲の拡散予報」「断食解除タイミングのくじ引き」など新ルール導入を検討している。自然療法を極める参加者・浮石タバサ(27)は閉会の挨拶で『オーガニック断食は幻覚と誘惑の絶頂こそ至高』と叫び、会場は拍手と納豆臭で包まれた。


コメント
透明ウシってどこで売ってますか?うちの庭でも放したいんですが。いや、マジで。
発酵雲の低空飛行、次はカレールー雲でお願いします!眉毛2倍になってもカレー臭ならご褒美ですw
え、全国紙が取り上げないのは牛の気配を感じてしまうからじゃ…我々も気をつけなければ…
この大会、実はすべて幻覚だった説を推したいんだが。納豆ドローンも小豆色の幻視も現実離れしすぎて草
なるほど、オーガニック断食こそが悟りへの第一歩…納豆臭もまた人生…なんか心が整った気がします。