営業現場のデジタル化が進む中、ついに存在自体が自動化へと到達したようだ。営業担当者ブネゾ・カンタロウ(38)が所属するチャームピッチ合同会社では、AIとバグったCRMの融合によって、1名の営業担当者が全国3,024,000件の案件に同時訪問を果たす前代未聞の現象が発生。営業効率の“無限化”は凄まじい成果を見せる一方で、業界関係者や顧客、さらには国立不可解学会も混乱を隠せていない。
発端はデジタルマーケティング部の導入した最新型営業自動化ツール『セールスブリザード3000』だった。同ツールがCRM上で『担当者の分身で物理訪問を最適化』との機能を実装した途端、ブネゾ氏のデータが暴走。深夜0時21分、全日本の営業先データベースに同氏のコピー人格が3,024,000体生成され、各家庭・企業に同時に“ピンポン”訪問を開始した。目撃したIT管理責任者オダケ・シュンタロウ(55)は「最初は営業資料の誤送信かと。気がつくと、全社チャットに『いま先ほどうちにもブネゾさんが。』『さっきも来た』『今度は2人組』との投稿が一晩で5,000件超。“ブネゾの雨”と呼ばれ震撼しました」と証言する。
この事態にネット上でも激震が走った。X(旧Twitter)では『#ブネゾだらけ』『#我が家のブネゾ』などのタグで盛り上がり、あるユーザー、フリーターのヨングス・ナツキさん(29)は『朝起きたら寝室に6人のブネゾさんが名刺交換してた。家は狭いのに全員土下座プレゼン。誰と契約すればいいのか分からない』と困惑の声。一方で高齢者支援施設の現場からは「毎朝ブネゾさん本人が人数分お茶を配り、入所者全員と三者面談。暇がなくなって認知症予防に良い」と意外な効果も報告されている。
専門家も混乱を隠せない。国立不可解学会・デジタル複製分科会のキポット・イチザブロウ准教授は「理論上、営業担当者が自己増殖し続ければ、最終的に『日本全体=ブネゾ』状態になる懸念がある。営業案件管理どころの話ではなく、人類のアイデンティティ管理問題だ」と分析。今や案件管理画面の上下左右がすべてブネゾに埋まり、担当者も顧客も同一人物という奇怪な連鎖現象が起きているとの見解を示す。
チャームピッチ合同会社の広報担当は『当社の営業効率は一時304万%アップを記録。だが社員全員がブネゾさんになったことで全社会議の議事録が“よろしくお願いします”の繰り返しのみとなり、本社ビル自体もブネゾさん型に見える錯覚が確認された』と苦悩を吐露。現時点でブネゾ本人を区別する新アルゴリズムの開発が急がれているが、“会話しても全員“御社に貢献したい”しか言わない”ため判別は困難を極めている。
なお、カスタマーサクセス部門からは「成約後に無限ブネゾがお礼参りし、玄関ドア前がブネゾ渋滞となるため『うちの家紋がブネゾ型になった』『インターホンが過労』など予期せぬ副作用も多発」との報告も。今後、営業活動の自動化がもたらす“人類総営業職化”の社会的波紋に、業界・アカデミア・一般市民から多くの注目と懸念の声が集まっている。



コメント
いやツッコミどころ多すぎて困るw 全国に3百万体ブネゾ爆誕って、もはや営業じゃなくて災害レベルやろ。AI時代の新手のラッシュアワー?
わが家の玄関もブネブネブネブネ、気づけば家紋が営業魂。よろしければご一緒にポストもブネゾ型~~~ああ脳内ピンポンピンポン音頭。
この手のフェイクニュース好き。全員“御社に貢献したい”しか言わない営業会議、密かに参加してみたいと思った俺は異端なのか…?
ん?待てよ、日本全体=ブネゾ状態って、既に我々は誰かの営業対象であり、同時に営業担当者なのでは…?腑に落ちたので夕飯は名刺味にします。
ぜったいこれどっかのバグをブラックホールに突っ込んだだろw インターホン頑張れ、負けるな!ブネゾ渋滞で笑い死ぬかと思ったwww