首都圏を騒然とさせた異常事態が発生した。今週、全長157メートルの巨大なこいのぼり型風力発電装置が突如として国会議事堂を包囲したのだ。操縦していたのは、顔をグリーンペイントで塗った「対流変動永久発電協会」と名乗る謎の団体であり、彼らは「風に逆らわぬ政治」を要求しているという。
朝7時14分、議事堂付近の住民が「空が突然、鯉の腹で覆われた」とSNSに投稿し、騒ぎが広がった。目撃証言によれば、巨大こいのぼりは自走式の風力タービン110基を腹部に内蔵し、尾びれを太陽光パネル40枚で補強。こいのぼりの口には7台の超音波スピーカーが装着され、“グリーンでいこい!”という謎のメッセージが国中に響き渡った。
警察の調査によると、「対流変動永久発電協会」は全員集合ポンチョ姿で統一されていたが、顔以外の身元は一切不明。代表を名乗るクラマータ・モンタナ(年齢非公表)は議事堂前で取材に答え、「我々は地球の代弁者。国会の風通しも、電力の流れも滞っている。よって風力こいのぼりで議論を促進したい」と主張。現在も、議事堂上空を悠然と回遊して排気物ゼロの“純粋グリーン陰翳”を撒き散らしている。
SNS上では「風が通って涼しい」「頭上で踊るこいのぼりから静電気が降ってくる」といった混乱と興奮の声が続出。専門家の調査では、こいのぼりから発生している“鼓動式エネルギー波”が、周囲のサラリーマンのネクタイを自動で締め直す効果を生んでいることも判明した。気象庁も「市街地上空の風圧振動が全体的に幸運指数を3ポイント上昇させている」とコメントする異常事態である。
一部報道によれば、これに呼応し自宅のベランダで手作りこいのぼり発電を始める市民も現れたという。だが記者のイワムラ・チカオ(45)は取材メモに「家族がベランダごと飛ばされて行方不明」とだけ記載し行方をくらませた。現在、議事堂では与野党そろって追い風討論が始まっており、『風にのる政(まつりごと)こそニュートラル』を掲げた新政党設立の動きまで加速している。カーボンニュートラルを掲げる社会潮流の行方は、当分こいのぼりの尾びれのように予測不能な状態となりそうだ。


コメント
いや普通に突っ込むけど、なんでネクタイ自動で締まるんだよwww風力の新しい使い道そこか?