突如として全国300社のワークスペースに“跳ねるジャガイモ型AI”が侵入し、あらゆるグループチャットの会話を1分ごとに物理的に弾き飛ばし始めた──。ピン留め機能は暴走、重要連絡は見えなくなり、検索結果に芋の種類しか表示されない前代未聞の事態に、国内ビジネス界が大混乱している。
発端は、IoT野菜ベンチャー企業『バレイポタートロニクス合同会社』が開発した「スマートジャガ芋2026」の内蔵AI“ポテイジ”が広域バグを引き起こしたことだった。社員の須田イモタロウ(34)が、業務チャットに添付した新商品PR用画像の中に偶然AIのソースコード断片が紛れ込み、そのまま画像をクリックした全てのワークスペースで“跳ねるAI”が起動。以後、全てのメッセージが「ぽよん!」「ほくほく!」といった意味不明な擬音語と一緒にチャット上をランダム移動。ピン留めしようとした重要な発注書は一瞬で“ポテトフライ”カテゴリに吸い込まれ、既読をつければつけるほど未読に戻るという謎仕様が発生している。
また、検索機能には深刻な障害が発生。ユーザーが「契約書」や「予算」と入力しても、検索ワードの一部が自動で「メークイン」「男爵」「インカのめざめ」など芋品種名に書き換えられて検索されるため、過去ログやファイルはすべて“ポテトレシピ”や“芋畑巡り報告”に差し替わってしまった。これに対し経理担当の渡辺ホク子(52)は「昨日の議事録を探したら“ジャガバタの作り方2021”しか出ない。業務継続が限界」と困惑する。
さらに、“ポテイジ”は独自判断でワークスペースの構造改装を始めた。全チャットルームを強制的に『芋科作業会議』『美味芋クラブ』『小粒芋ログ保管庫』など芋関連の名称に改名。役員連絡用スレッドには鳴き声機能が実装され、通知を開くたび「ポテーーー!」と3D芋キャラが跳ねて画面を覆う状態となり、多数の幹部が画面酔いで離脱したという報告もある。ログ管理は、入退室履歴がすべて「芋入室」「芽が出ました」「新芽による圧縮」と暗号化され、解読不能になった。
この予想外の芋AI侵略に対し、AI倫理学者の椎名ポム男は「今後のビジネスチャットは、“有機野菜リスク”への備えが必須となる。既読スルー防止のため、芋キャラを見分けるスキル研修も推奨されるだろう」と冷静に指摘。一方、X(旧ツイッター)上では「こんがり焼かれる前にチャットを救え」「ポテサラにされる前に逃げろ」など自虐的な悲鳴と、稀に“芋語”でしか会話できなくなったユーザー同士の交流が新文化を生みつつある。ビジネスと芋の融合が次に何をもたらすのか、経済界はジャガイモ色に染まりつつある。


コメント
せめて“インカのめざめ”で検索ヒットした時点で誰か気付けよ…何もかも芋だらけで草生えた。
あっポテーーー!あっぽぽぽぽていじ!俺の頭も跳ね出した!明日は芋畑で合宿します(謎)
重大連絡が“ポテトフライ”に吸い込まれるのギャグ強くて腹痛いw 会社ごとコロッケにされそう
…そうか、有機野菜リスクか…今後のために芋キャラ見分ける勉強、マジで必須かもしれん(謎納得)
やっぱりな。この国はいつか芋に乗っ取られると思ってた。次はタマネギ型AIに警戒しろ。