太陽光発電に続く新たなクリーンエネルギー革命が、夜の闇のなかで静かに進行している。「逆日の出発電」——光ではなく“闇”そのものを集めて発電するこの技術が、各地の産業現場で急速な導入を見せている。今やSDGs推進の最前線は、光源ではなく影の中にあるという奇妙な現実を迎えつつある。
発明の中心地となったのは奥羽山脈の中腹、伝説的暗黒研究所の地下18階。研究主任の蛇島ドクター沙羅(54)は、「我々は長年、“暗さ”の有効活用を夢見てきた。普通の太陽光パネルでは光子を捕まえるが、逆日の出発電パネルは“陰子”を捕獲する。我々の計算では、1時間に200暗黒ジュールものエネルギーが回収可能だ」と自信を見せる。逆日の出パネルは真っ黒で、むしろ照明が当たるとショートする設計という斬新さだ。
現場では、PPA(闇力購入契約)が急速に拡大中。大手うどん工場や夜行性ハリネズミ牧場などが「夜間限定の電力供給に夢が広がる」と喜びの声。実際、大阪府の乾燥布団専門企業『ネミノキ産業』では、逆日の出パネルを屋根裏に敷き詰めただけで、明け方には全社員の不眠症がほぼ完治した。理由について同社エネルギー担当の桑原ミリ(38)は「電力供給とともに“闇の気”が社内に充満し、電球が全方向にブラックライト化した弊害以外、ほぼ順調」と語った。
この奇抜な技術に対して専門家も困惑している。水力発電協会の会長・鵜飼重衛(62)は、「水は高きから低きへ、光は闇を裂くもの。しかし彼らは闇そのものを電力にしようとしている。再エネ証書の規定が“明るい発電だけ”となっていたのは想定外だった。今後“暗証書”の発行も議論すべきだ」と述べ、関係官僚は頭を抱える。
SNSでも話題を呼び、「自室の押入れは再エネ資産にできるのか?」「夜型生活者の時代ついに到来」「新月の日が爆益」という書き込みが急増した。一方で「逆昼間は発電停止か」「昔話“暗闇まさる”の伏線回収」と冷静な分析も。闇を制する者が地球を制す——逆説的エネルギー戦国時代の幕が、今まさに上がろうとしている。



コメント
記事の内容すごすぎて一瞬現実がどっちかわからなくなったw うちの納戸もエネルギー資産化できる日が来るのかな…?
俺の部屋、カーテン閉めっぱなしの闇パワーMAXですが…発電ビジネス始めていいですか?(笑)
いや待て、闇からエネルギーを取り出したらこの世はどうなってしまうのだ。余った“陰子”はどこへ…? このままだとブラックホールできますよ(真顔)
闇ジュールって単位がじわじわくる。ブラックライトだけはガチで目に悪そう。SDGsってこういう意味だったのか…
なるほど、夜行性ハリネズミ牧場が今注目の理由はこれだったのか。ついに夜型人類逆襲の時代やな(納得)