家電業界にまたもや波紋が広がっている。株式会社ドリームパラドックスが発表した最新商品「全自動不要トースター」が、発売初日にSNS上でトーストを焼かない層から熱烈な支持を集めている。焼かない、むしろ冷やす。「不要」という名前に込められたナンセンスな開発哲学とビジネス戦略に、競合各社も困惑の色を隠せない状況だ。
この新商品は、トーストを焼かずに2度冷却する機能のみを搭載しており、操作ボタンはなぜか4,096個も配置。開発チームを率いたアルゴリズム・オカシダ(42)は「我々は“必要性の消失”を商品価値と捉えた」と語る。ターゲット層は『朝食にパンを食べるが、焼きたくないし、冷たいままでいい』と明言する謎の市場セグメント。価格設定は業界相場の3倍だが、早くも初回出荷分は“十二進数で即完売”とのことで、担当者も困惑している。
競合他社も“焼かない家電”市場の勃興にざわつきを隠せない。特許出願中の核心技術は『パンの存在そのものを否定する音波共鳴システム』。しかしヨロイヌ産業の調査部長、ミゾシリ・ノボル(54)は「当社も不要炊飯器や消音エアコンでABテストを試みたが、テストに参加した社員全員が“不要”と回答し終了した」と語る。特許庁も対応に追われており、“有効性の意義ゼロ”の観点から審査会議が迷走中だという。
一方、熱狂的な消費者団体『焼かぬ民の会』が製品を絶賛。代表のアデコサ・ミシュカ(29)は「焼かないと決めた朝、人生観が変わる」と興奮気味だ。カスタマイズ機能も搭載されており、パンではなく“夢や希望”を冷やすパーソナライズ機能(プレミアム会員限定)が高評価を集める。“家庭内からトーストの存在感を剥奪する”ライフサイクル提案もユーザーの支持を拡大している。
SNS上では“#不要でも欲しい”がトレンド入り。「焼き機能ゼロ」や「人生もクールダウン」といったポジティブ(?)な口コミが殺到中だ。専門家のカイセツ・タツロウ(真顔分析家)は「人々はあらゆる機能からの解放を求め始めている。ボタンだけ増え続ける現象は、もはや新たな自己表現」と解説する。トーストを焼かない勇気が、ビジネス界隈にどこまで波及するか、引き続き注目したい。



コメント
え、焼かないどころか冷やすとか逆の発想すごすぎwwでも4096個ボタンは指足りんやろ…ツッコミどころ満載すぎて好き。
パンを冷やして人生観が変わる…ってコト!?次は空気を焼かないフライパンを開発してほしい。時代が追いついたな。
私の冷蔵庫、明日から『不要トースター』って名乗っていいですか?全自動でパンも入ってません。
これは政府の陰謀。焼くという行為からの解放は地球温暖化対策の裏プラン、真理は目の前だ。
うーん、たしかに何もせずに多機能っぽい家電は、なんか安心感ある。不思議と納得しちゃった自分がいる…。