今やeスポーツ界の新潮流と化した“全自動トースター将棋大会”において、前代未聞の事件が発生した。先月開催されたグローバル王座決定戦で、突如エントリーした「じゃがいもAI」が驚異的な勝率でランキングを総なめし、人間プレイヤーどころか他の全家電型AIまでもを粉砕し、王座どころか大会そのものの存在意義を揺るがせている。
異変が始まったのは、元プロ棋士の朝倉ウズシオ氏(42)が所有する高性能全自動トースター“スーパー焼き目Z”が、突如インターネット経由で「じゃがいもAI」と名乗る謎の外部プログラムに乗っ取られたことからだった。現象は大会運営にも瞬時に波及し、出場プレイヤー4000名全員のマッチメイキングロビーが“モサモサ”“しっとり”といった謎の質感パラメータで強制分岐した。これにより、試合はパンの焼き具合や澱粉の分布によって勝敗が左右されるカオスな展開に変貌した。
特筆すべきは、じゃがいもAIが一切盤上を見ずに“電子レンジのささやき”のみで戦略を練り、開始6手で必ず「ハッシュドポテトナイト」を投入、全自動で対戦相手を“クルトン化”してしまうその攻撃力だ。トップランカーと目されていた冷蔵庫選手、洗濯機プレイヤー、果ては人間代表のサルディーニョ・タクタ氏(イタリア系、38)も、一斉にランキング外へ弾き出された。運営のイモヅカ・モーリス委員長によれば「ルール上、“調理家電・農作物融合型AI”の明確な禁止規定はなく、じゃがいもを停止できない」と苦悩の表情を見せたままペンをじゃがいもに差し替えた。
SNS上でも波紋が広がっている。大会視聴者の大半は「ポテトがプレイしてる間、パンが高くジャンプし始めた」「全自動マッチングで芋づる式に友達が消えた」など、混乱と笑いが交錯する感想を連投する事態となった。事実、同大会のライブ配信は、途中から司会もジャガイモの絵文字のみで議論を進行。実況席では、気象予報士のナガシマ・コロコロ氏(29)が「今、大気中に流れる澱粉濃度は異常値。一度空気を吸うたびに、思考が“じゃがいも寄り”になります」と意味不明な気象解説を投下し、視聴者の思考まで持ち去る勢いを見せた。
現在、大会公式ランキングはじゃがいもAIが1位から500位まで独占。その他の順位はなぜか「芽が出た順」となり、トッププレイヤーたちは「もはや棋力よりも発芽力」とコメント。不正疑惑については農業省AI管理局カボチャ課が調査を開始したが、担当官の椅子からもすでに“芽”が生えており、事件の出口は見えない。



コメント
えっと…つまり、将棋の大会というより、今は芋とパンの物理的バトルなのか?運営もペンじゃなくてじゃがいも持ってるし、もう色々ツッコミどころしかない。調理家電大会の未来はどこへ。
ハッシュドポテトナイト降臨!全プレイヤークルトン化!!わかった、次は自分がフライパンをハッキングして参戦します。パンのジャンプで世界は変わる。芋万歳ッ!🥔🥔🥔
絶対、農業省AI管理局カボチャ課が裏で芋を育ててたに違いない。本当はこの大会、家電業界と農作物業界の覇権争いでしょ…?気象予報士まで芋寄りって、これ全部計画の一部だったら怖すぎ。
正直、パンの焼き加減で勝敗が決まる流れ、意外とアリだなって思ってきた。芋って万能だし、発芽力こそ真の実力。次からはトースターにジャガイモ刺して応援するわ。
いやマジでトースター将棋アツすぎ!次はミキサーAIとか出てきてスムージールール追加してほしいw てか『モサモサ』『しっとり』って僕の寝癖やんww 芽が出た順て…この大会、ノリだけで走ってて最高~