史上初・コスプレスタジオが時空転送事故 歴史的人物なぜか次々クローン化

コスプレスタジオの中で、歴史的人物のコスプレをした多数の人々が壁から現れ、畳の上に織田信長が寝転がる様子を映した写真風画像。 コスプレ文化
時空転送事故で歴史的人物そっくりのコスプレクローンが次々と出現した瞬間。

全国最大級を誇るコスプレスタジオ『パラレルパレス』で、誰も予想しなかった“コスプレ史上初の時空転送事故”が発生した。事故発生時、スタジオ内には総勢83人のコスプレイヤーが集結していたが、現場には次第に見覚えのある顔、しかし絶対に知り合いではない「歴史的人物そっくりのコスプレクローン」が何十人も現れる事態となった。

問題の事故は、男装系コスプレイヤー集団「逆転ペンタゴンズ」の永遠寺クロネ(29)が怪しげな宅コス発明品『時空ねじバズーカ』をスタジオへ持ち込み、“過去と未来をヅラごと召喚できる”というなんとも胡散臭いパフォーマンス中に発生した。バズーカを発射した直後、会場の壁という壁から織田信長やカエサル、ジャンヌ・ダルク風の人物が次々と出現。「コスじゃなくてガチクローンだ…」とスタジオスタッフの新納フジヤ(56)は青ざめた表情で語る。

居合わせたスタジオ利用者・紙野リッタ(22)は当時を振り返り、「織田信長だけが42人、なぜか全員“たぬき寝入りポーズ”で床に転がっていました。ジャンヌ・ダルクはエナメルスーツに着替えながらカタコトで“宅コス最高”と叫ぶし、何が現実で何がコスプレかわかりません」と証言している。一部のコスプレイヤーは「もはや自我を見失った」と語るも、カエサルらしきクローンたちは全員自撮り棒を使って“セザール・インパクト”なる新ポーズで記念撮影を始めたという。

この前代未聞のトラブルに、コスプレ文化研究家の紺野ザザ(48)は「コスプレの本質が“なりきり”であった以上、時空や遺伝子の壁をもろともにしない進化はいつか来ると睨んでいた。しかし、同一人物が畳の上で大繁殖する光景は人類文化史上の盲点。コスプレスタジオの予約ルールも、遂に“歴史的人物の占有禁止条項”を明記する必要がある」と分析する。

SNS上では「これが新時代の宅コス合成か」「絶対に文化庁には届け出ないで!」といった困惑と歓喜が交錯。なお、未だ戻らない織田信長43号(42体目までとは違った服装で発見された)が古墳ゾーンでたこ焼きパーティを開催しているとの情報も寄せられている。パラレルパレス側は「今後のスタジオ利用では、発明品および歴史的人物クローンの持ち込みをご遠慮願います」と冷静にコメントした。

コメント

  1. いやさすがにコスプレからクローン増殖は無理あるでしょw どこの物理法則破ってんの。たぬき寝入り信長42人の光景、地獄絵図すぎる。

  2. 諸君、これは序章だ。歴史的人物クローンの反逆が始まるッ!最後には全員うどん職人に転身する運命……ワシには見えるぞ。

  3. ジャンヌ・ダルクがエナメルスーツなのツボwww ていうかカエサルたちと自撮りしてみたいw セザール・インパクト、流行らせよ?

  4. いや、こういうことあるよね。自撮り棒持ったカエサルが量産される時代、誰が予想できた?宅コスの進化は止まらない…納得。

  5. 文化庁がこんな案件ガチで判断したらどうなるんだろう…?てか、信長43号が古墳ゾーンにいるって一瞬だけ信じてしまった自分が悔しい。