都心と地方の均衡を根底から覆す騒動が日本列島を席巻している。最新のスマートシティ構想として導入された“カタツムリ公共交通システム”が、人類未踏の発展を遂げた結果、全国の自治体でじわじわと「うねり都市」現象が観測されているのだ。かつて過疎化に悩んだ地域も、今や空前の謎インフララッシュに包まれている。
発端は、長野県在住の発明家・岬ノ内ホタル(52)が『カタツムリの粘液を用いた自走路線』と称する装置を考案し、県内全13市町村に配備したことだった。搭乗者は専用のスーツと“貝殻型ヘルメット”を装着し、巨大カタツムリ車両に乗車。粘液コース上を経由都市までわずか14時間で走破する。従来の新幹線を遥かに上回る逆説的“スロー体験”が「一度乗ったら抜け出せない」と人気に火をつけた。
都市部では人口流出を防ぐ目的で“ウルトラ高速徒歩レーン”の整備が進んでいるが、ついにカタツムリ公共交通との直接対決が勃発した。東京都出身のIT企業家・沢渡ヨウジ(36)は「出勤に3日かかるが、粘液の上を滑っているうち人生の意味を考える癖がついた」と語る。一方で、地方のカタツムリ停留所では、ワーケーションを目的にやってきた会社員が“カタツムリ渋滞”で丸一日激論しながら滞在延長を余儀なくされている。
住民からは「歩いて買い物に行くよりも1,000倍遅いけど楽しい」「粘液の上でお茶会が開けるのが利点」といった声が相次いだ。SNS上には『#粘液通勤』『#カタツムリ結婚式』など新たな生活文化の報告が急増し、地方自治体は“カタツムリ出産手当”の導入を検討する事態に。人口減少対策担当の正木カリン(兼・粘液整備士)は「人もカタツムリも一緒に暮らせる町づくりが、持続可能社会の鍵です」と語った。
政策研究所の調査によれば、既に全国38%の自治体で粘液路面の面積が国道を上回っているという。一方で、都心の高速徒歩族が並走する“カタツムリ都市マラソン”や、粘液付着問題を逆手に取った雇用体制(清掃員・粘液分析士など)も出現。各地で巻き起こる“うねり都市”現象は、果たして人類史上初のカタツムリ型社会インフラ革命となるのか。今後の動向から目が離せない。
コメント
カタツムリで14時間とか新幹線の真逆いってて草。スピードじゃなくて“粘り”を競う時代きたな。
俺もつい先週“粘液通勤”デビューしたが、靴がまだ戻ってこない。これが本当の人生の滑走路…なのか?
これ絶対政府がカタツムリに操られてますよ。次は『粘液納税』も始まる予感。みんな貝殻型ヘルメット被って脳波コントロールされるのでは!?
まあ、人もカタツムリも一緒に暮らす時代って一回くらいきても不思議じゃないよね。令和だし。
せっかくだから僕も粘液に浸かりながらズルズルの会議参加してみたいゾ!Zoomよりヌルヌルで快適そう!!!