空飛ぶベンチ500台が突如発芽 都市景観に新緑型カオス発生

芝生の公園上空にベンチが多数浮かび、人々が驚きながら下からジャンプしている様子。 景観
突如浮遊し始めたベンチに市民が混乱しながらも興味津々の様子を見せている。

本日未明、兵庫県全域で500台を超えるベンチが突如として地表から発芽し、空中へ浮遊し始める現象が観測された。専門家たちは「見たことがないが斬新な現象」と動揺を隠せず、市民は慌てて手持ちのビスケットを空に投げ始めるなど混乱した。

第一発見者の八雲ピューロ(36・公園管理士)が「朝、芝生に水をやろうとしたらベンチの脚が小さな芽として大量に生えていました。その後、青葉のように展開し始め、10分後には我々の頭上1.5メートルでほとんどのベンチがふわふわ泳いでいました」と振り返る。現場はまさにベンチの森と化し、歩行者の多くが『無重力散歩ごっこ』に興じる一方、ベンチに座ろうと跳躍し続ける会社員の姿も確認された。

県庁都市緑化担当の酒井ライム部長(48)は「屋上緑化やウォーカブルシティの観点からも、空飛ぶベンチは前例のない景観価値を創出している」と前向きな見解。「しかし空中ベンチ同士が並走中に交差すると急激に吸引力を生じ、『ベンチ台風』が地表の砂場をヨーグルト状に撹拌する現象も目撃されています。新しい眺望の提供にはなるが、利用手順など慎重に検討したい」とコメントした。

アートインスタレーションの第一人者・渡来ノイズ教授(仮称)は、「これは都市緑化が手を伸ばしすぎて生態系が都市家具まで浸食した結果。次は屋根の上から観覧車が発芽するかも。まさにポスト・ポストランドスケープ時代への跳躍」と語る。SNS上では #空中ベンチサバイバル #水辺に浮かぶ座面 などのタグが一時世界トレンド入りし、『新しい景勝地として認定すべき』『ベンチに座りながら川を越えた』など、多くの体験談が寄せられている。

現在、県は緊急対策本部を設け、飛行中のベンチに危険物が設置されないよう警戒を強化中。なお、発芽したベンチの中には自動音声機能をそなえ『本日は晴天なり、お気をつけてご浮遊ください』と周囲に語りかけるものも現れ始めている。一部住民は「次に生えるのはカフェかも」とさらなる景観進化に胸を高鳴らせている。

コメント

  1. いや冷静に考えてベンチが発芽する時点で都市緑化っていうか都市バグじゃん…水やりでベンチ生える世界線、ついていけない。

  2. ベ、ベンチが空を舞う…!俺も乗って無重力ランチ食いたい!次は信号機畑お願いしますwww #空中ベンチサバイバル

  3. これは闇の組織が新世界秩序をベンチ型で始動させた証拠だ… 地表はついに座面で支配される…ふふふ…(謎の笑い)

  4. ベンチ同士が引き合って砂場をヨーグルト化するの、なんかわかる。うちの近所の公園でも昔、自転車が自力で並走し始めた時期あったし。

  5. 兵庫だけずるくね?うちにもベンチ畑来い。座面で始発駅から空飛んで帰りたい(切実)