VRの中で24時間で3トンを消化?仮想現実胃袋選手権、東京都で波乱の開幕

VRヘッドセットを装着した若い男性の背後に、巨大なデジタル胃袋と仮想の料理が天井まで伸びているカオスな光景。 バーチャルリアリティ
仮想現実空間で無限に広がる“VR胃袋”と巨大料理が出現した「仮想胃袋選手権」の一場面。

バーチャルリアリティ技術の進化がいよいよ人間の理解を越え始めた——そう噂される中、東京都八王子市の仮想現実施設『メタ日比谷ガーデン』で、“VR胃袋”を競う前代未聞のイベント「仮想胃袋選手権・無限ミール杯2025」が開催され、参加者たちが現実の胃を遥かに超えた“消化パフォーマンス”を披露した。

今回の選手権は、ニューロインタフェース付きVRヘッドセットと仮想味覚グローブ、謎のバイノーラル咀嚼音再生装置を組み合わせた特製セットを使用。参加者は実際には一粒のご飯も口にせず、ただ仮想世界で山盛りのフードと格闘する。大会ルールはシンプルそのもの。制限時間24時間内に『VR空間でいかに多く“食べて消化”できるか』のみで優劣が決まる。しかも消化困難の“バグ飯”や“無限カレーうどん”など、およそ現実世界で遭遇することのない強敵料理が続々と登場した。

注目の優勝者は、大学院生の宇都宮パウロさん(23)。脳波センサー越しに味噌汁84リットル、パンケーキ900枚、生姜焼き丼250杯、VR産メロンパン「32-B」5本分など、総計3トン超相当をデータ上で“胃袋に収める”離れ業をみせた。しかも開始4時間後にはバーチャル胃酸がバグり、逆流せずに上昇し続ける「浮遊胃袋」演出まで発生。視聴していた観客の一人、主婦の野田ココロ(48)は「終盤パウロさんの胃袋が東京タワーまで伸びていく映像に、家族全員で拝みました」と涙ながらに語ったという。

今大会の技術監修を務めたVR研究者の角田フルート博士(41)は、「このイベントは“食べることと消化することは必ずしも現実で起こる必要がない”という教育的パラドックスを広く体験していただく好機」とコメント。さらに、「来年は“VR中華丼が逆再生で未消化になる”応用技術も計画中」と狂気的な新技術への野望まで明かした。

SNSでも爆発的な話題となり、ネットユーザー・雅ロトさん(29)は「今夜は現実で食べずにVRで焼肉参加します」と意気込む一方、一部では「バイノーラルで巨大スイカを飲み込んだ音が2日取れない」など思わぬ余韻被害も散見されている。今回の仮想胃袋選手権が、バーチャル教育や未来のダイエット法、無限バグ飯開発競争にどこまで波及するか、人類の正気が問われそうだ。

コメント

  1. いや、VRの中で3トンって何を競っとるんや…カロリー0の無限飯、もはや哲学。

  2. メロンパン32-Bって型番なの?次回はVRでラーメンのスープだけ無限に飲ませてくれーーー!!!

  3. なるほど、胃袋が東京タワーまで伸びる時代か…時空も消化も全部ごっちゃになるのが2025年っぽいな。

  4. これはVRに見せかけた新手の胃袋拡張プロジェクトの布石だな…次はきっと物理で3トン食わせに来るぞ…

  5. VRの中でも太る気がして怖い(´;ω;`)パウロさんの浮遊胃袋見てたらお腹だけ現実に戻してほしくなった!