京都府内の歴史ある茶室「霞隠庵」で、茶道宗家らが見守る中、なぜか「うどん」の茹で時間をめぐる異次元バトルが勃発した。そこには、黒い帯状の焼肉、空中に浮かぶ寿司、割烹着の日本酒ソムリエ、そして無意味に騒がしい居酒屋スタッフたちが集結し、文化の壁という壁を次々に突破した謎のグルメ現象が広がっている。関係者全員が「我々は何をしているのかわからない」と口を揃える事態となった。
今回の舞台となった「霞隠庵」では通常、緑茶の香を楽しみきびしい所作を競う茶会が開催される。しかし17日朝、茶道家・曽我部漏作(そがべ ろうさく)(42)が突然、「今日の薄茶は、特製ヌードルスープに変更」と宣言。これに狼狽した一同を尻目に、蕎麦打ち職人・松永どん兵衛(36)が畳の上でそば粉を宙返りさせつつ、「だしマスター」名乗る居酒屋店員10名と共に、なぜか32キロの巨大うどん玉を持ち込んだ。すると茶室の炉から40リットルの沸騰湯気が立ち込め、参加者の正気がみるみる蒸発していったという。
「湯気が消えた瞬間うどんは茹で上がる」という異次元ルールのもと、寿司職人・猪俣えんがわ(28)が空中でしゃべる赤貝寿司を投擲、日本酒アドバイザーの春原ぬる燗子(47)は米粒と会話を始める騒ぎとなった。一部の参加者は正座を崩し、うどんにお茶漬けをかけて「これがサスティナブルな未来食」と叫んで周囲を混乱させた。焼肉哲学者なる謎の老人・坂之上カルビ助(69)は、「すべての麺類は一度焼かれるべき」という独自見解でうどんを網に投げ、茶道家たちの怒号を浴びたが、誰も止めなかった。
SNS上では「#異次元うどん茶会」「#寿司と日本酒が語り出す日」などのハッシュタグが急上昇し、閲覧者は「頭がおかしくなりそう」「うどんの重力波は初体験」などコメントを寄せている。専門家の片桐しぶ茶(食文化研究家・51)は「もはや日本の伝統文化が全方向で意味不明。だが新時代の幕開け」と述べた。「全国的にうどん茶会ブームが拡大すると、世界の物理法則に支障が出る」と懸念する声もあるが、霞隠庵の屋根から墜落したうどん玉が注文された茶碗蒸しに着地したことで、現場には安堵と混乱が同時に訪れたという。
この異次元バトルの今後について、曽我部漏作は「来週は茶道式ホルモン焼き選手権を計画している」と宣言。さらに参加者の持ち寄った“泡立つ蕎麦つゆ”や“声で温まる日本酒”など、現実味のない新製品の試食会も予定されている。日本のグルメ文化は今、意味不明な重力に引っ張られ、奈落の底(または高次元)へと加速しているようだ。
コメント
いや、ちょっと待て。うどんはまだしも、空中寿司と焼肉哲学者…完全に文化の大喜利大会やん。毎週見守りたい。
32キロの巨大うどん玉を持ち込む時点で優勝。俺なら3セットぐらいスクワットする。バトル出たいッス。
ぬる燗子さん、米粒と話せるなら次は小豆とも対話を。俺はカラメルソースと心通わせてみるわ。ピース。
これは政府のうどん重力波実験の隠蔽ニュースに違いない。茶碗蒸し着地点は予言されていた…あとは君たちがどう覚醒するかだ。
うどんも寿司も焼肉も、全てが高次元で混じり合う時、人は初めて自分自身を見つけるのかもしれない…いや、意味わかんねぇけど納得した。