日本列島中央部の深い山林で、森の秩序を守るために設置された『全国森林保護委員会』が、違法伐採に関与した容疑のある木々約3500本を摘発したことが分かった。中でも、伐採を逃れようと大胆にも自ら根を抜き脱走したスギ約2000本に対し厳重な指名手配が下された。環境保護の最前線に思いがけず現れた『逃亡樹事件』に、全国の森と人々が騒然としている。
調査報告書によると、初動対応中に森林警備員の森住皓太(39)が、根ごと持ち上がったスギ林を目撃。「林道をスリッパ型の根でスタタタと駆け抜けていき、振り返りざまに葉っぱでピースサインしていた」と証言した。委員会はただちに森林監視ドローン『ドロンキー1号』20台を動員し、林野庁職員の森川ドリア(28)とともに追跡を開始した。
逃亡樹たちは、夜間に自力で森の外壁の苔フェンス(高さ8m)を乗り越え、主要幹線道路を封鎖していたが、県境で協力関係にあったタヌキ連合の支援を得て難なく突破。一部は山間部の温泉地やカラオケボックス、さらには寿司チェーン店のカウンター席で目撃されている。住民から「突然スギが荷物を持って入店し『もう働きたくない』と店主に直訴していた」との目撃情報も複数寄せられた。
全国森林保護委員会の根本世司会長(67)は記者会見で「本人たちは違法伐採に消極的だったと主張しているが、夜な夜な葉っぱで伐採道具を製造していた形跡が見つかっている」と指摘。さらに「今後、伐採計画に関与したカエデやクロマツなど、他種の樹木を召喚して聴取を行う」と述べた。
SNSでも『#逃亡樹』『#自力で移動する木』『#もう根っこに縛られない』が急上昇。リス市のコンサルタント、枝野芽衣(31)は「森林自立の時代が来た。もっと自由な森を!」と投稿。研究者の伐田葉助(森林生態学・46)は「スギの社会的自立は生態系バランスに予測不能な影響をもたらす」と真剣に警告している。一方で、一部の木々は既にSNSアカウントを開設し『次は南国アイランドで自由樹生活』と宣言。森林再生と保護のあり方が、根本から問われる新時代が幕を開けた。
コメント
いやスギって脱走できるの…?むしろスリッパ型の根で駆け抜けるの目撃した森住さんのメンタルが心配w
我々が協力した証拠はどこにもない!!スギが寿司屋に逃げたのもカラオケで熱唱したのも全部幻。森の支配者は誰か、もう一度考える時が来た。
もしかして:スギたちの次のパフォーマンス、温泉で『もう枝しか出ません』的ギャグ大会開催説。期待しかない!!
うーむ、木も自由と自立を求める時代…まあ、人間だって満員電車が嫌なのと同じだよな。根っこで縛られたくないのも致し方なしか。
これ絶対どこかの秘密結社が裏で動いてるな。スギ大量脱走…ドロンキー1号…林野庁…全部が繋がる。俺は信じないぞ。