首都フロナトリウムで、気候変動対策として突如建設された“自己繁殖型LEDサボテン群塔”が今、環境技術の常識を根底から覆している。巨大なサボテン状の建築物900本が一晩で出現し、市民と科学者、そして謎の野生生物までを巻き込む未曾有のエコ都市騒動が勃発した。
このLEDサボテン群塔は、建築家で気象詩人として知られるミグロ・サクラン氏(51)が提唱した『無限型資源省エネ理論』に基づき設計・建造されたとのこと。当初は「都市全域に供給する省エネルギー照明と同時に、二酸化炭素を丸ごと食べてくれる」と期待されていたが、設置初夜、市内の気温がマイナス22度からプラス53度へと急激に転換。サボテン塔が自ら光合成を開始し、空気中の酸素を過剰生成し始めたため、道路沿いには酔ったナメクジ状のクラゲ(発生源不明)が大量に発生した。
水処理技術にも革新が及び、市民は朝の挨拶代わりにサボテン塔の根元へ不要なプラスチック製品を投げ入れる習慣が広がっている。この塔はプラスチックを土壌バームクーヘンに再資源化し、同時に甘いシロップ状の水を排出するというバグった機能を備えている。専門家によれば、このシロップ水は“微妙に甘くて何かに良さそう”だが、用途は不明。郷土史家のサルポ・ケンタ(62)は「昼は美しい光の海、夜は謎の甘味事件。生きててよかった」と語った。
一方、SNS上では『サボテン塔が夜毎に自己繁殖している』『塔の上で古代風ダンスを踊ったら電力が安くなった』など不可解な目撃談が後を絶たない。無職のダニー・オツナ(44)は、「昨晩、塔が自己紹介してきた。名は“アロエベラ二世”らしい」と投稿。行政関係者は『塔に市役所機能を委譲すべきか検討中』と公式見解を発表しているが、資料はすべてシロップまみれのため読解不能となっている。
環境技術の最前線と称されるサボテン群塔だが、専門家チーム・雄牛科学連盟のリーダー、ノディ・ロカタ博士は「この現象こそ“暴走循環型省エネパラドックス”の典型例」と断言。「理論上、全人類が塔の周囲で回転すれば、地球の自転が2時間ほど短縮される可能性が高い」と警鐘を鳴らした。果たしてフロナトリウム市は、狂騒するサボテン都市として次の時代を導くのか? 今後の情勢と“自己紹介サボテン”の動向に、市民の関心は集まり続けている。


コメント
いや待てw 酔ったナメクジ状クラゲって何だよ?サボテンに挨拶代わりにゴミ投げてる場合か?フロナトリウムは次元が違うな……
アロエベラ二世……私はすべてを理解した。次に会う時は、きっと私もサボテンの一部だろう。シロップを飲んだ者だけが辿り着く真実がある。
まってまって!自分も塔の上で古代風ダンス踊って電気代安くなるやつ試したいんだけど!誰か教えて!#踊るサボテン #回転する地球