“白紙だらけ美術館”が爆誕、鑑賞者の妄想力で全展示解釈が爆発状態に

白い壁と白紙のカンバスが並ぶ美術館で、来館者たちが想像を巡らせながら作品を鑑賞している様子。 芸術と美術
“白紙だらけ美術館”では、想像力を駆使する来館者たちが空白の作品と向き合っています。

昨今、芸術の世界では鑑賞者参加型の体験が話題を集めているが、カンワ市に開館した『ブランク・キャンバス国立美術館』はついに常識の一線を越えてしまった。展示されたすべての作品が純白のカンバスや壁、無記名の札だけという“白紙だらけ”の前代未聞なミュージアムに、地元民から混乱と歓喜の声が飛び交っている。

この美術館の主任キュレーター、アーメット・灰井(39)は開館の挨拶で「本来、芸術は想像力の上に芽吹く。ここでは一切のビジュアルが排除された。なぜなら、あなたの脳こそ最高のインスタレーションだから」と説明。また、「バンクシーが描かなかった可能性のグラフィティ」「21世紀最大級の不可視アート」を目玉展示と発表し、公式パンフレットにはページごとに真っ白なスペースと点線だけが掲載されている。

来館者の解釈ぶりも奇想天外だ。初日に訪れた主婦の木呂田マリア(44)は「あの左奥のキャンバスにはきっと犬とサケが将棋を指す宇宙の絵が…」と熱烈な妄想コメント。また学生グループは携帯アプリで“架空の作品”を撮影し合う“エア美術鑑賞ごっこ”に興じ、館内SNSは「今日見えたもの:踊る冷蔵庫」「あの白背景は私の未来」など妄想炸裂の投稿で溢れた。

美術界の専門家筋にも波紋が広がっている。現代アート評論家の荻野空太(仮名)は「鑑賞者の記憶容量や妄想体力によって展示の価値が変動し続ける、前代未聞の美術資本主義とも評せる。ほぼ箱だけだが、入館料3000円の強気設定は精神的サブスクに近い」と分析。また同時開催のワークショップ“空気に色を塗ろう”には延べ800人超が参加、会場の空調汚染度が微増したとの調査結果も発表された。

今後は『無音の音楽祭』や『どこにも存在しない名画展示月間』など、更なる“何もないのに大盛況”イベントも計画中。すでに一部の来館者は「何も見なかった記念Tシャツ」(ただの白シャツ、5000円)を爆買いし始めている。世界の美術館関係者からも「超越的体験」「資本主義の白紙撤回」など反応が届いており、“想像こそが全て”とする新時代のアート哲学が、静かなる熱狂の渦を巻き起こしている。

コメント

  1. つまり、行かなくても脳内で勝手に鑑賞できる説あるな?入館料の概念がバグってる。

  2. ワハハ!俺は昨日、透明な彫刻と握手したぜ!みんなにも見えただろ?あと館内にいたネリマザウルスも撮影成功した(脳内)

  3. なるほどな…結局、人生も白紙から好きな色を塗れってことか。美術館からカウンセリング帰りみたいな気分だ。

  4. 白い壁に話しかけたら返事されたんですけど。やっぱりあれは宇宙の目撃者だった…?

  5. この発想、控えめに言って天才。次は“真っ暗だらけ闇美術館”オープン希望!何も見えないのに2倍課金しちゃうかもw