奇抜さで知られるユニバーサルデザイン・マラソン大会で、今大会最大の注目を集めたのは、全身ガチョウスーツに身を包んだ13人の女性ランナーたちだった。会場である黒部市立センサータウン特設コースには、観衆も紙製クチバシを装着して応援するなど、未曾有の盛り上がりを見せた。
本大会はSDGsスポーツ振興協会が主催し、年齢・国籍・身体特性を問わず誰でも参加可能というインクルーシブな理念を徹底。今年から『飛行可能なコスチューム』を認めたことで、エントリー女子たちの発想は空前絶後に進化。主婦(42)であり、かつ鳥類愛好家の田端羽美(たばた・うみ)が中心となり、ガチョウ型フルスーツを共同開発。耐久性に加え、手動羽ばたき機構・微笑み補助ゴム・自動羽毛調整ベルトを搭載したことで“真顔で飛ぶこと”を可能にした。
マラソンはスタート直後から混乱した。通常コース上に散りばめられた“持続可能卵型スマート障害物”を、羽ばたきで一斉に飛び越える“空中ショートカット”が思わぬ抜け道となったのだ。しかもリーダーの羽美が見せる『謎の微笑み走法』は、表情筋に巻き付けられたゴムの連動で参加者全員にも伝播。観客たちからは、「笑顔で飛ぶ13人のガチョウが、奇声を上げながら川を横断したとき、スポーツの概念が崩壊した」(観戦に訪れた医師・59)など戸惑いの声も聞かれた。
ゴール直前、予想外の展開が更なる混迷を呼んだ。途中の『ユニバーサル障害ゾーン』で設置されていた“移動式芝生ロボット”が暴走し、コースを離れて応援の子どもたちの輪に突入。ガチョウ女子チームは一致団結しロボットの背中に乗って、全員まとめてゴールラインを越えるという「団体ゴール」を達成。審判団は規則に“ロボットによる運搬ゴール”の定義がなく、58分間の会議の末、「全員金メダル」という新ルールを即日承認する異例の事態となった。
SNS上では、#ガチョウ女子団体金メダル や #空中微笑み走法 がトレンド入りし、「判定基準は宇宙規模」「私も手動羽ばたきで頑張りたい」など称賛と困惑の声が入り混じっている。一方で、スポーツ倫理学者の宇須目ソヨ(うすめ・そよ/学者・53)は、「これこそインクルーシブな未来の象徴。“空を飛んでも走り抜けても、誰でも表彰台”という価値観には、我々の認識をアップデートする訓練が必要」と冷静にコメントしている。今後の女子スポーツ界が、どの基準に従って羽ばたくのか、未だ霧の中だ。


コメント
いや、ガチョウ女子の全員金メダルはさすがに大会ルール崩壊しすぎでは…?ロボット運搬ゴールって何。
ガチョウが空を飛びながら微笑み、ロボ芝生に運ばれる時、地球はようやく目覚めたのだ。次回は卵になって参加します。ピヨ。
ワイ毎朝の通勤もガチョウスーツで飛びたい!羽美姉さん、その微笑みゴムテクどこで買えるのwww #空中微笑み走法
なるほど、誰でも表彰台…そうか、これからは笑顔で飛ぶ時代なんだな。道理で最近、人生もふわふわしてるわけだ。
あれはガチョウの仮面をかぶった秘密結社の儀式だと俺は読んでる。微笑みゴム=洗脳装置、ロボ芝=制御AI。信じるか信じないかは君次第。