カラーテレビに「ご神体認定」!? 全国で謎のレトロ電波祭り続発、昭和家電に奉納ウエーブ

昭和時代のカラーテレビを囲んで大人と子ども数人が屋外で手を合わせている写真。 レトロブーム
全国的に広がるレトロ家電を祀るユニークな祭りの一場面。

カラーテレビに手を合わせる人生が、まさか令和で再燃するとは誰が予想しただろうか。近年のレトロブームを追い越し、全国各地で古い家電や駄菓子、さらにはガチャガチャ自体が神格化される事案が相次いでいる。大手祭祀専門誌『月刊シャーマナイザー』が今週報じたところによれば、今月だけでも27カ所の町内会で“家電奉納祭”開催が確認され、そこにカラフルなケーブルと昭和的愛憎が渦巻いているという。

発端は長野県酸ヶ谷町に住む主婦(39)、竹宇知義美さんが自宅物置で67年製カラーテレビに赤飯を炊いて捧げたことがきっかけだった。テレビの裏面から突然「バンザイ」と低音ボイスが響いたとの証言がSNSで瞬く間に拡散。全国の“レトロ家電供養推進協会”の愛好家たちがこれを「現象発生ポイント」と位置づけ、続々と旧式家電を囲んで手拍子祈願を行う流行となった。

こうした動向をうけ、駄菓子業界も異様な活況を呈している。首都圏中心に展開するエモイス商事の自販部長・釜清婿(52)は、「最新鋭スナックではなく『10円粉末ソーダ』を御神酒に用いた捧げ酒が今やトレンドです」と語る。一部地域では子どもたちが“ガチャガチャ神社”を無許可開設。賽銭代わりに使い古しコイン電池を放り込む奇習も誕生し、神主を務めるのはなんとXLサイズのスケルトンラジカセ型ロボット“ミドリ電太”。自治体の担当者・沢乃井(43)は「今後全国的にこのウイルスのような流行が波及しないよう、プラスドライバーの配布を急いでいる」とコメントした。

専門家たちの間でも波紋が広がる。レトロ文化研究家の串谷継吾(62)は「そもそも家電を信仰の対象とする民族事例は古今東西見られず、初の世界的事象です。すでに新潟県大滝村では“真空管御輿”が練り歩き、家電褒章社会への道筋を確立しつつある」と分析。一方、物理学者の南之曾律士(55)は、「電子部品同士の共振祈祷により、町内全域で天気が曇った現象は科学的解釈が不可能」と困惑を隠さない。

ネットでは《30年前の冷蔵庫で餅焼き儀式したら逆に冷えた》、《ブラウン管に願掛けたら画面が虹色になって絶望した》など体験談が続出。“昭和ノリ”を今のテクノロジーで硬直化させた「次世代ノスタルジー革命」と評する声もある。この奇妙な家庭用祭事ラッシュ、はたしてどこまで続くのか。来月には“ダイヤル式電話恵方巻き大会”も計画されているとの情報もあり、レトロの狂騒はしばらく静まる気配が見えない。

コメント

  1. いやいや、プラスドライバー配るのが自治体の対策って、完全に対策間違ってません?そっちなの、本当に?

  2. 我はカラーテレビの化身、ソーダの力を受けよ!!よもやミドリ電太に跪く時代が来ようとは、ああ電子部品よバイブスよ!バンザーーイ!!!

  3. 真空管御輿って、途中で絶対どこか燃えるだろw 今年の夏はトランジスタ流しそうめんも来るかな?

  4. なるほど、昭和家電奉納……そういう解釈もこの国にはあったか。時代の巡り合わせって深いな……いや深いのか?

  5. うちの実家のビデオデッキ(3台目)も毎年こっそり神棚に置いてたけど、全国ムーブになるとは草。ご利益あるかは謎だが!