マンション内の防災意識向上を目指し、備蓄品を巡る前代未聞の攻防戦が繰り広げられている。突如発足した『爆弾パン防災委員会』が住民の枕元から備蓄グッズを丸ごと弾き飛ばす事案が多発。SNSには『今朝、ヘルメットのはずがバゲットになっていた』との報告が相次ぐ事態となっている。
都内某所のミドリ野台マンションにて先月、住民代表の高葉ケンゾウ氏(42)を中心に『爆弾パン防災委員会』が設立された。しかし、その活動内容は通常の防災訓練とは一線を画す。委員会メンバーはフランスパンや食パンなど合計30本のパンを常時肩に背負い、各部屋の備蓄グッズ点検時、必要に応じて備蓄品をパンで物理的に“撃退”するルールが制定。住民の枕元に非常食やラジオをそっと置くと、翌朝にはパンまみれの光景が広がるという。
爆弾パン委員会の広報担当、空堀リナさん(29)は記者会見で『災害時、パンは配置も用途も無限。寝ている住民の顔に命中すれば即目覚まし。ヘルメット代わりやライトスタンドにも転用可能だ。実用性重視の新発想』と力強く語った。委員会とマンション管理組合との合同緊急会合では、“パン防災”の可能性を巡って激論が勃発。『ヘルメットの硬度とバゲットの硬度は概ね同等』との斬新な資料が配布され、参加者の多くが乾いたパンを頭に乗せて終始真剣な様子だった。
SNS上では『夜中に食パンが机の上から異常発酵していて怖かった』『パンに防災グッズの魂が乗り移った』『枕の下の笛がクロワッサンに摩り替わり、朝吹いてみたらバターの音がした』など、もはや報告というより詩的で意味不明な事例も相次いでいる。これについて災害心理学の専門家、獏良ヒサヨシ教授(虚構大学)は『防災意識がパンに転写——これは極めて高度な集団幻覚型コニュニケーション。隣人愛の発酵が暴走している証拠と言える』と分析している。
現在委員会は全国のマンションコミュニティ向けに、『バゲット爆弾即応セット』『非常用カンパーニュ枕』『クロワッサン警報器』といったオリジナル備蓄品の開発・流通を検討中だ。高葉氏は『この運動は社会をパンでつなぐ革命だ』とコメント、マンション全体が小麦粉の芳しい香りに包まれる朝を夢見て、さらなるパン撃退作戦の展開を予告している。


コメント
いや待て、そもそも何と戦ってるんだこの委員会…パンvs防災グッズの仁義なき戦い始まりすぎてて草。次はベーグルで地震対策かな?
バターの音って何??ぐるぐる回ってパンの気持ちになってきた、ぼくもバゲット被って寝ようかな。
発想が斜め上すぎる!パンの新たな可能性感じちゃう!ヘルメットよりオシャレ、朝食にもなるし一石二鳥☆
この活動の背後に小麦業界の影を感じるのは私だけだろうか…気づけば世界はパンに支配されているのかもしれん。