数学的ジャガイモが再生可能エネルギー革命―全方程式を吸収する芋の発見

野外ラボでフラクタル形の芽を持ち、微かに発光しながら蔓が実験機材と絡み合う不思議なジャガイモ植物。 発明および発見
数式を吸収して成長し電力を生み出す新種ジャガイモが多摩川沿いの実験現場で観察されている。

多摩川沿いの野外ラボにて、前代未聞のテクノロジーが誕生した。数式を喰らって成長し、同時に電力を無限に生み出す「数学的ジャガイモ」が、世界の数式とエネルギー不足を同時に解決するという前代未聞のニュースに、物理学界も農業界も鳴り止まぬ歓声を上げている。

「三平方の定理を吸わせたら、ジャガイモの芽がフラクタルになりました」。そう語るのは発見者であり、九十九数理大学の千反田カズヒロ准教授(43)。同氏は未来的農業と数学理論の融合を目指し、偶然にもポテト苗にかけ算九九を2週間ささやき続けたという。驚くべきことに、そのジャガイモはやがて方程式でしか説明できない皮膚模様を持ち始め、地面を這うたびに発電を始めた。これは植物がタンパク質ではなく、「未知の数的エネルギー(NQエネルギー)」を内部で回転させるという、既存の科学を超えた現象である。

問題は、そのジャガイモの成長速度だ。面積1平方メートルに散布された「フェルマー汁」を与えると、「y=mx+b」のプロット速度で延々と伸びる芋の蔓。実験員の結城アサヒ(27)は語る。「80桁の素数を暗唱させたら、芋が突然光り、電卓に6時間分の電力を送信し始めました。しかも芋自身が微分積分できているようです」。農家からは「肥料よりむしろ問題集が欲しい」との声も多数。高校数学教師の北条ミキオ(38)は「この芋の塾開設を早急に検討する必要がある」とコメントした。

この発明が世界のエネルギー問題に与える波紋は計り知れない。欧州理論物理研究会からも早速視察団が派遣され、「芋でブラックホール方程式が解けるなら電力自由化の意味がなくなる」との声明が出された。一方、数式喰いジャガイモが知識を食い尽くす恐れについては懸念も出ている。SNSでは「数学を芋に食べさせるな!大切な証明が奪われる!」(@imoquadratic)や「ポテトで東大合格したい」(@mathemo)の声が飛び交い、ジャガイモの供給を巡るBitPot市場も乱高下を続けている。

発明者の千反田准教授は「次は文学的さつまいもと哲学的里芋の開発を進める」と言い残し、巨大ジャガイモと共に消えていった。野に放たれた数式喰い芋がどこまで地球を覆うのか、今後の研究と情報統制が急務であることは間違いない。

コメント

  1. いや冷静に考えて、ジャガイモが電卓に6時間分の電力送る時点で既存の蓄電池全部涙目でしょ。しかもフラクタル芽って…。農水省の見解が聞きたい。

  2. ポテトに九九 whisperしたら育ちすぎて家乗っ取られた助けて(語彙力紛失)しかもNQエネルギーって何語?推し芋に世界征服託します。

  3. 待てみんな、これは国際数学組織の陰謀だぞ。数式を芋に食わせた次は、人間の知識も吸い上げられる。次はカレーが勝手に四則演算始めるから要注意!

  4. ポテト塾開設ワロタwww 芋で東大通ったら親戚一同に自慢できるやつwww フェルマー汁のレシピ教えてください。

  5. まあ、地球が芋で覆われるのも時代の流れだよね。ジャガイモが数学解くの、意外と納得感ある。次は文学的サツマイモ待ってます。