北日本の経済圏で、かつて前例のない規模の“うさぎインフレーション”が発生している。通貨供給ではなく、突如爆発的に増えた野生うさぎが経済のあらゆる場面で“資産”として認知され、住民たちの生活は終日もふもふの渦に揉まれている。専門家は「うさぎが需要になる時点で危機的」と警鐘を鳴らすが、現場は既に狂乱状態だ。
日本銀行北日本ウサギ観測支店によると、首都圏を含む各地でうさぎの価値が急上昇。かつては野菜くずの陰で細々と暮らしていたうさぎたちが、現在ではATMの列に並び自ら通帳を作成。また、公的な価格指標“ニンジン消費指数”は前月比900%、青空市では500gの乾燥ニンジンでアパート一棟と交換する事例も相次いでいる。富川セリナ教授(経済幻学)は「新たな貨幣概念『ピョン価』が誕生した歴史的瞬間」と分析しつつ、「だがこれが正常かと問われると熱が出る」と困惑を隠さない。
金融市場への影響も深刻で、新たに創設された『第六中央うさぎ証券取引所』では、主力銘柄“モフフューチャーズ”が始業10分で謎の3世代連続値”ピョン高”を記録。村上市の保険外交員(42)は「合コンでもうさぎを預けて挨拶するのが礼儀」と語る。SNSでは『#うさぎ1羽で家が建つ』『#うさぎローン地獄』など関連タグが毎分1万件を突破。OLの咲田ミキ(29)は「彼氏よりうさぎの数で将来を考える時代。実家の押し入れがもう満員」と溜息を漏らす。
政策対応も迷走を極める。政府は「消費税を19%→キャベツの葉9枚相当に変更」と発表、市役所には申請用キャベツの行列が絶えない。経済対策会議では、うさぎ流通税“ぴょんぴょん課税”の導入や、餌の自家栽培奨励策、一斉モフ化自粛要請などが検討されている。だが経済評論家の兎川マサオ(34)は「需要側も供給側もうさぎな以上、景気刺激策は“耳を自由突起指数”次第」と語り、今後も予断を許さない。
一方、現場の混乱は凄まじい。黒石市のスーパーでは、レジを担当する店長代理(51)が「お客様、今日はニンジン4本でおつりです」とうっかり顧客にうさぎ2羽を渡してしまった事件がSNSで拡散。地域経済新聞“ピョン経ニュース”は見出しを「うさぎ、また値上がり。市民、ペットで節約し混乱」と掲載した。
このまま都市部のマンションがうさぎで隙間なく埋まるのか。専門家たちも、国民の消費意欲が“もふもふ”で満たされて景気循環がどう変わるのか、引き続き注視が必要と語っている。
コメント
うさぎ資産インフレとか次元が違うだろw てか、そのうちATMでうさぎ預金の利率発表されたりして…(もう現実って何?)
ああ、ようやく時代が私の押し入れのうさぎコレクションに追いついたんですね。納得です。これで老後も安心?
ピョン価爆上げって…キャベツの葉が消費税換算される時代、真面目なニュースでこれ言えるのCFNだけやろ!店のレジ横に野菜為替レートボードはよ!
これ全部政府の“ウサギ実験計画”の一環って知ってました?モフに飢えた大人たちを操作する新通貨システム…(震え声)
オレのうさぎもふアパートと今朝の乾燥ニンジンスープ、ついに同額になりました(涙)これもうニンジンで人生組み立てるしかない。みんな、もふもふと共に生きようぜ。