インフルエンサーマーケティングの潮流が新たな高み(あるいは低み)へ到達した。人類による発信力競争が過熱するなか、ついに水鳥界の新星「カモ山カルロス」(カモ、4)がPR動画業界に殴り込みをかけ、企業アンバサダーとして熾烈な争奪戦が始まった。専門家もSNSユーザーも、あまりの非論理的展開に首をかしげ続けている。
カモ山カルロスが初めて世間の注目を浴びたのは、バーチャルショッピングモール『浮遊百貨』でのライブ配信であった。カルロスは翼から“無限割引クーポン”を発射し続け、視聴者の総数はその日だけで実際のカモの生息数を上回ったとされる。『ダック語メイク動画』『水辺からビジネス講座』など狂気のコンテンツを次々投下し、老若男女のみならず一部水生植物層からも圧倒的支持を獲得。従来のマイクロインフルエンサーを超える“メガバカバズ”現象を引き起こした。
企業の動きも加速。傘ブランド大手“アメガサ・スミス”は『カモ山カルロスと濡れてみませんか』をキャッチコピーにしたPR動画を制作、雨天時の道端で突然アンバサダー本人(カモ)が踊る“カモ踊り”イベントを全国展開。家電メーカー『ピヨナミエレクトロ』は、配信内でカモ山が家電をくちばしで分解・組み立てる独自シリーズを放映、結果的に消費者の9割が何の商品なのか理解できなかったものの、「見たことないものを見た感動」で購買意欲だけは爆増した。カルロスのライブ配信では1億ビュー到達が通常であり、広告業界では「カモこそ発信力の時代」との潮流が生まれつつある。
しかし、異次元マーケティングには課題も浮上。カモ山カルロスの独自AI通訳『ガーガーボイス』が想定外の字幕生成を乱発し、多数の消費者が“誤解買い”を連発。たとえば「このドライヤーは羽根をさらさらにしてくれます!」の発言により、全国の愛鳥家が大量購入、鳥類専門ショップの在庫が一時枯渇する騒動となった。SNSでは『ついにカモに財布を預けた』『我が家のカモもインスタ開設希望』など、混迷の声が飛び交っている。
インフルエンサーマーケティング研究家の八咲渉氏(46)は「近年のコンテンツは無意味が命。今後はカモ、タコ、鉱石、場合によっては稲でも発信力を持つ時代。人間は“本質的にアンバサダーではなかった”のかもしれない」と意味深な所感を述べた。業界の勢力図を揺るがす“カモ発信力”旋風、次なるターゲットはどの生物か、注視が必要だろう。



コメント
いやいや、冷静に考えてカモがアンバサダーってどゆこと?商品壊すのが宣伝ならウチの犬もいけるのでは。
カモ……カモ……お前もか、カモ……もはや水生植物にも嫉妬される時代。ワシは次のアンバサダーになるため沼に沈みます。
やばすぎwww次はタコ山タクミとか出てきそう🤣てかガーガーボイスの誤爆、爆笑すぎて涙止まらん!
なるほど、やはり我々が本質的にアンバサダーでなかった可能性は高い…。明日から鉱石のインスタもチェックします。
これは絶対裏で浮遊百貨のクロカモ結社が操ってるよ。カモがPRした傘、私の部屋にも3本飛んできた。もう逃げられない……