売上向上に悩む企業界隈で、今“だんご供養式”なる謎の顧客関係管理施策が爆発的に広がっている。NPS(ネットプロモータースコア)向上を掲げた株式会社オーレイシュによると、「だんごを並べて供養するだけで顧客ロイヤルティが劇的に伸びた」とのことで、他社も次々とこの“非論理的儀式”に参入している。
発端は、オーレイシュのカスタマーサクセスマネージャー・雨鉄優斗(38)が考案した“古団子の小川流し”。彼が休憩中に食べ残した団子(推定13本)が日光に当たりすぎてねばついたため、社内会議室で供養目的に並べたところ、偶然にもその様子を目撃した重要顧客・鷺原美海(会社員、52)が「古団子にまで敬意を払う姿勢に感動した」とSNSに投稿。瞬く間に『だんご供養式』がセンター顧客層の共感を呼び、NPSは前月比542%増──社内ではこれを「団子フィーバー」と呼んでいる。
同式典の正式手順は極めて複雑かつ意味不明だ。まず顧客データベースに登録済み全顧客の苗字を紙テープに手書きし、それぞれの団子に巻きつける。次に、社長及びその親類が扮した“団子賢者”が順番に串をかじりながら念仏を謡う。仕上げに、だんごを小型セグウェイの上に並べてオフィス内を時計回りに7周させた後、一団が『団子行進曲』を周囲に絶唱するといった具合だ。終始一言もだんごを食べてはならない。」
業界全体への波及効果も甚大だ。コールセンター大手のクロースビー・デルフ社は“串団子チャレンジ”を導入。「だんごをいくつ積めるか」競技の社内大会を毎週開催。参加者の満足度は「だんごで顧客理解が深まる気がする」など根拠不明の高まりを見せている。また、釜本クリエーションズ(ソフトメーカー)では「個人情報を全て団子型マイクロチップに記録し、順次煮る」方式を検討中だが、専門家によると「恐らく電子機器と団子は融合しない」との指摘も。
SNSでは主婦(41)の杵島章枝が「本日、納豆だんごを12本供養してきました。顧客対応に何の変化もないけど、謎の達成感だけすごい」と連投、異業種の菓子メーカーなどにも波及しつつある。経済倫理学者の零島夏葉は「だんご供養式は、顧客データの保護というより情緒に訴える“無為推奨型CRM”の新潮流だが、冷静に考えれば全く意味が分からない」と指摘している。今後、供養対象がみたらし団子や非団子系食品へ拡大する見込みもあり、顧客関係管理の未来は“串”の上に大きく揺れている。



コメント
NPS爆上げの方法が団子供養って…さすがCFN案件w でも顧客苗字を手書きで団子に巻くの、人力すぎて絶対途中で飽きるやつじゃん。
団子に個人情報焼きつけて煮るって、どこの時空のIT革命!?僕のアカウントもよもぎ入りで供養してほしい(謎)
団子賢者の串かじり儀式は普通に腹減る。食うなってルールはもはや拷問。会社にも導入されたら絶対無理w
なるほど。つまり供養することでデータを極楽浄土に送り返却不能にする…?ある意味究極のセキュリティかも。
“団子行進曲”が頭から離れなくなった責任取ってください(泣)次はマヨネーズ供養も検討お願いします!!!!