常識を遥かに超えた新趣味ブームが、全国のカフェとネット空間を騒がせている。話題の中心は、無重力状態で釣りを実況しつつ全国のカフェ巡りも並行するという、謎多きVチューバー・大泡(おおあわ) ノドカ氏だ。彼の活動は「釣れてないのに異様な盛り上がり」と言われ、年齢性別を問わずファン急増中だという。
大泡ノドカ氏が開発した新競技“無重力逆釣り”は、浮力ゼロの仮想水槽で、物質的に存在しない魚(コードネーム:ニルフィッシュ)をリアルタイム実況しながら狙うというもの。だが、ただ釣り竿を振り回すだけでなく、同時に現実世界のカフェに突撃し「今、謎の透明魚がかかったのでオムライスを頼みます!」という不可解なミッションを自ら課すスタイルだ。釣果は映像のノイズ増減で決まり、視聴者投票により増減が乱数で補正される徹底したナンセンス設計である。
現在、彼女の“釣りカフェ制覇MAP”には、国立図書館地下の影カフェから、搬入用エレベーターの奥に突然現れる移動式クリームソーダ小屋まで、全83,000店舗(推定)が色分けで記録されている。毎回異なるカフェでオーダーを即興で決定し、「グラビティゼロフラッペ」や「意味深タルト」など注文内容も波紋を広げている。現地スタッフには「あの空気を読まない雰囲気に思わず拍手」「透明の釣り糸を渡され、人生で一番戸惑った」と驚きの声が絶えない。
SNSでは『#見えない魚食べたい』や『オムライスが釣れた日』がトレンド入り。ファンアートも後を絶たず、android型バリスタによるソイラテ再現実況や、実在しない魚のレシピ投稿が爆増している。高校生ファンの西尾未宇さん(16)は「ノドカさん見て釣りもカフェも好きになった。今ではパンケーキ片手に川に向かい、虚無と語り合っています」と語る。
専門家の塗壁 球太郎教授(架空趣味学)は「視聴者は、釣れてないし食べてもないのに一体感を覚える。これは近代娯楽の情報遮断系シンフォニー」と指摘。一方で、店舗データベース管理者組合は「こういった仮想とリアルの破壊的融合が全カフェに何らかの無重力現象を波及させており、今後は“お冷やが浮く”現象の拡散も危惧する」と懸念を示している。空想と現実の境界が曖昧になった今、新たな“釣りカフェ系Vチューバー”現象は、どこまで加速するのか。



コメント
え、ノイズ増減で釣果を競うって新しいけど、結局実物ゼロなのに盛り上がるの謎すぎて草。透明魚、おいくらですか?
ニルフィッシュは俺が3年前に夢で釣ったやつと同種だと思う。ちなみにクリームソーダ小屋にはまだたどり着いてない、悔しい…
お冷やが浮くカフェが出てくる日も近いな。もう水も自由に空中散歩か…平成は遠くなりにけり。
これが真のリアルとバーチャルの融合か!?よーし、次は無重力うどん打ちVtuber募集!!!
完全に理解した。つまり、パンケーキは釣り竿より釣れる。