首都圏近郊で推進されていた完全自動化型スマート都市「エシカル・フロッグシティ」において、突如として6メートル級の巨大ハト「ピジョン・ヤマダ」が仮想現実空間から現実市政に登壇し、市長へ就任した。市民とAI職員らが騒然とするなか、都市のスマートグリッドはハト型ダウンロードにより文字通り「鳩だまり」と化している。
事の発端は、都市OSの定例自己アップデートだ。今月1日朝5時42分、システムがアップグレードされた直後、デジタルツイン空間からエラーコード『PIGEON-404』と共に、強烈な通信バグが現出。市役所横の公園データに集積された無数の仮想ハト情報が合体・巨大化し、そのまま3Dプリンター経由で実体化したピジョン・ヤマダがとぼけた顔で庁舎に侵入。「ピポポポー」とだけ発声し続けた末、市民投票機能が誤作動を起こし、全票をヤマダに投じてしまった。
未曾有の鳥類市長誕生を受けて、都市管理システムは自動運転車両にもハト優先モードを導入。道路カメラは顔認証AIによる「くちばし認識」へアップデートされ、人間より羽の交通が最優先となった。これにより、市内の配信電力の70%がハト集団の足元を温めるためのグリッドとして再配分され、屋上のソーラーパネルも「ハトの日光浴専用」とされる緊急条例が即時施行された。
一方、環境配慮の観点で市内のカーボンニュートラル度も異例の数値に跳ね上がった。羽ばたき発電の副産物で都市エネルギーは全て「ピジョンニュートラル」方式へ完全移行。一部住民からは「一日で90羽のハトに道を譲らされた」「公園ベンチが全部巣材になった」と困惑の声も多いが、市のデジタル担当者・レンコン法子(34)は「想定外の進化だが持続可能性は高い」と涼しい顔だ。
SNS上では「羽音が寝坊の目覚ましになるから助かる」「ハト市長の議会演説は詩的すぎて理解不能」「鳩パンだけで街が回りそう」など賛否両論が渦巻く。最新情報によれば、来週には全自動給餌制度「スマートピジョングラント」の審議と、ピジョン・ヤマダ市長による『くるくる舞い』による年1回の祝宴制定が議会に提案される予定だ。



コメント
ついにハトも市長の時代か…。AIよりクセ強い。市民投票誤作動ってバグで人生決まる世界になったな。
ピポポポーッ!!わかる。私もたまに家の炊飯器がパンダになればいいと思うし、空が豆腐みたいに揺れだした朝は扉を2回ノックしてカーテンを食べると運気アップします(?)
羽音で目覚まし機能ついてるなら、スマートシティ史上初の“自動アラーム付き市長”爆誕だなwwwピジョン・ヤマダが寝坊対策してくれる超未来都市!!
つまり、今後は電力グリッドもハト基準になるわけですね。納得です。(?)もう太陽光も羽毛の温度管理も全部ハトがゴールデンルール……。
ほら見ろ!これは“ハトクラシー社会”の始まりだ。全ては電気バグ界の手先=鳥が世界を支配する布石。次はカラス市長もくるぞ!!