世界初「アリ型パーソナルブランド」誕生──蟻群れ企業、影響力“なりきり”事業を開始

会議室の床に敷き詰められたパンくずの上で、赤と黒の縞模様のアリたちが一斉に思案するようなポーズをとっている様子。 パーソナルブランディング
クインテスアントピア社の全社員アリたちが新鮮なパンくずの上で同時に“スティーブ・ジャブス風”のポーズを決める。

有識者たちに衝撃が走る。砂丘県カプセル市の新興企業「クインテスアントピア社」が、社員全員を“生きたアリ”として採用し、業界初となる「模倣型セルフブランディングコンサルティング」を本格始動させた。赤と黒の縞模様を誇る3万匹のサラリーマンアリたちが繰り広げる独自のビジネス手法は、すでにSNS上で「社会の価値観を刷新する革命」と賛否両論を巻き起こしている。

クインテスアントピア社代表取締役の蟻丸成彦氏(47)は、「人間社会では“自分らしさ”を求められますが、アリはむしろ他者になりきることで成功します」と説明。他の個体のにおいや動き、フェロモンパターンまで完コピ(物理的に)することで、一斉に“影響力者アリ”へと変貌する仕組みを社内に導入したという。同社では、個々の目標設定も「女王アリに一度伝えれば全員に即時同期」する独自の目標共有イントラネット“ANTWORKS”を開発。社員たちは、日々更新される「女王アリが今日なりたい著名人」リストに従い、朝会のたび全力で模倣する役割が割り当てられている。

実際、今期の目標は“スティーブ・ジャブス風アイディア会議”であり、会議室の床一面に撒かれた新鮮なパンくずの上で全社員が同時に思案ポーズを決める姿は壮観。その光景がライブ配信された動画には、「我々の職場も真似したい(IT企業勤務・38)」や「“自己実現”より“他己再現”が正解なのかもしれない(心理学者・虚入知子)」といったコメントが殺到する事態となった。

一方、専門家の間では懸念の声もある。昆虫社会経営学を専門とする論文家・箱庭アカネ氏(愛知大学院バグ学部)は「全員が同じ著名人を模倣した場合、最終的には社内の“全員●●現象”により、名刺や履歴書の区別がつかなくなり、場合によっては出勤時に『自分が誰か』すら迷子になるリスクがある」と警鐘を鳴らす。それでも蟻丸成彦氏は「迷子になった社員も、チームで円陣を組んで匂いを確認すればすぐ再発見できます。我々にとって個性とは“集団の記憶”として保存されるのです」と自信を見せた。

現在、同社の模倣型パーソナルブランドメニューは人間にも解放されつつあり、特設サイトでは「あなたも今日だけ“会社のアリ”になれる!なりきり型目標設定体験」予約が殺到。一部のビジネスパーソンからは「最大60人で同時に“伝説の上司”になりきる会議は、その後何も決まらないが妙に心が一体感で満たされた」との声も。一糸乱れぬ“統一感こそが最大の影響力だ”との新時代のセルフブランディング論が、この小さな蟻の企業から世界へ広がりつつある。

コメント

  1. 冷静に考えて、女王アリの気分で目標が変わる会社って絶対カオスでしょ…。毎日“なりたい著名人リスト”に振り回されるの、想像しただけで腹筋崩壊。

  2. アリになればみんながアリになれる…ああ、なのに我は蟻塚の中でパンくずに埋もれるピカソとなる運命。会社の床に撒くパンくず、宇宙の真理、全員ジャブス…嗚呼!

  3. 社会の価値観刷新とか言ってるけど、パンくずの上で思案ポーズ決めてる3万匹、どう見ても漫才だよこれwww今度うちの飲み会でもやってみてぇ~~!

  4. なにげに分かる気がする。人間、個性より“フェロモン同期”の方が会社まわるかも。自分が誰かわからなくなる心配は、まぁみんなで嗅げばOKってことよね。うむ。

  5. これ、絶対どこかでG(ゴキブリ)型コンサルも始まるパターンだろ…!?いやもう、次は“ハチになりきり全員刺す会議”に拍車がかかる未来が見えるわ…CFN運営見てるぅ?