驚きのニュースがビジネス界を駆け巡っている。「役員レンタル大手ヨーデル合同会社」が、取締役から社長まであらゆる“経営層”を一般企業へ貸し出す新サービス「人間リース経営戦略」を発表したのだ。市場分析のためというが、その理由はどうにも不可解。経営層たちが全国の会議で何をしているのか、そして企業文化はどう変わるのか、狂騒の現場を取材した。
企画立案者の一人である取締役執行役員兼スライド送り担当、稲脇チョモ吉(42)は「経営資源に眠っていた“ヒトの在庫”を最大活用したかった」と新サービスの真意を述べる。サービス内容は至ってシンプル。企業がオンラインカタログで経営層を指名、1時間単位で“会議出席”に派遣されるのだ。しかし変わっているのは彼らの役割。発言禁止・座ってうなずくだけの“置物役員”として、あらゆる重要会合に静かに参加するケース、または経営判断をすべてダイスで決める“サイコロ社長”を担うケースなど、レンタル内容は完全カスタムメイド。契約企業は「ベンチマークとして他社の社長の座り心地を知りたい」と語るが、SNS上では「社長の椅子をシェアし始めたら日本経済こわれる」と懸念の声も上がった。
この奇策には、リスク管理の難題もつきまとう。レンタルされたヨーデル合同会社の副社長(仮)、野呂井マコロン(58)は「貸し出し先によっては、会議で“午前中はミュージカル役員、午後は机下で昼寝担当”と指定され予想外の適応力が求められる。だがコアコンピタンスは“どんな経営ポーズも即再現できる身体”だ」と胸を張る。事前ヒアリングにはビッグデータAIの「役員適性マトリックス」を使用、クライアント企業ごとの“トレンドうなずきパターン”を学習しながら、社内起業による“眠る経営資産”の可視化も目指すとのこと。稀に役員達が“仮想株価バブルごっこ”でリアル会議を炎上させるなど、副作用も報告されている。
市場の反応はさらにナンセンスだ。第十八素粒子株式会社の新任社長、牛浪バロム(39)は「もともと部下全員にアイマスクを配り“会議睡眠率”を評価していたが、貸し出し社長の登板で寝言まで経営メモとして活用できるようになった」と感涙。従来の経営会議が“無音の回遊水槽”と化し、出席者全員がひたすら天井を見上げるだけの画期的新風景も誕生したらしい。一方、業界アナリストの曾田リブド(66)は「経営層の“貸し借り経済”が進化すれば、いずれ役員の実体はパワーポイントのクリップアートだけになりかねない」と未来に警鐘を鳴らす。
今後、社長レンタルサービスは「地球会議」と称した月面支社長の遠隔議事や、「役員ブーメラン制」導入による一週間休みなしサイクルの実験導入も予定されている。一部企業では、「レンタル役員」を単なる新年度オフィス装飾と誤認して招き入れ、全社会議の冒頭で揃って直立不動の“経営マンションごっこ”を披露。互いに何も語らず、目と目だけで経営戦略をシェアし合うという、常識を超えた“ベンチマーク経営”の胎動が今まさに始まりつつある。


コメント
会議に発言禁止の社長が増えたら、議事録どうなるんだろう。椅子の数だけ経営資源?世も末。
サイコロで経営判断→次はUNOで決算発表、トランプで採用面接とかいけそうやな。次は俺もレンタルされたい。どうすればいい?
社長レンタルと同時に、うちの会社も昼寝担当役員貸してほしいです!!!まじで昼寝ガチ勢。全員で寝たら会社消えるかな?
やっぱりこういうの裏で“AI役員”の陰謀が動いてるって確信したわ。実体なくして、会議室の机だけが永遠に増殖する未来。
え、むしろ無音で天井見てる会議とか最高じゃん…うちの学校の委員会も社長レンタルでやってみたい!先生も寝ててほしい☆