第1回「無火キャンプファイヤーマラソン」開催、点火一切禁止でランタン暗黒乱舞

夜のサウナテントの中で椅子に座り、明かりのついていないランタンを持って静かに見つめ合うキャンプ参加者たち。 キャンプ系アクティビティ
無火イベントならではの沈黙が夜のサウナテント内を包み込んだ一コマ。

キャンプ場で火を使うことが一切禁じられた異色のイベント、第1回『無火キャンプファイヤーマラソン』が緋寒(ひかん)高原アウトドアパークで開催された。斬新すぎるルールと未知数のアクティビティが全国から即席アウトドアファン約237名を集結させたが、現場は次々と“火のない混乱”に包まれた。

本イベントは「火を使わずにどこまでキャンプを堪能できるか?」という素朴な疑問(主催者・宇佐見ドク夫(46)によると「ほぼ衝動」)から始まったもので、薪の持ち込みおよび点火行為が一切禁止。飯盒炊飯は空焚きのみ、デイキャンプ用焚き火台は花瓶として使用、ランタンは光源ではなくカバンとして持参、という謎ルールが適用された。そのため、出場者たちはシェラカップで“空すくいリレー”や“炊けぬ米投入マラソン”など、史上初のノーファイヤーアクティビティに挑戦した。

注目されたのは、58歳の自称カヌー歴0.3日の岡本満月(おかもとみつき)さんによる『カヌーで水面星空観察パフォーマンス』だった。岡本さんは実際にはカヌーを池の脇で組み立てつつアウトドアチェアに横座りし、ひたすら星空の方向へシェラカップを振り上げ“想像上の天の川”を探していた。キャンプ場スタッフによると「これほど静かで騒々しい水上観察は前代未聞」とのこと。

また『サウナテント設営合戦』も大会の混乱に拍車をかけた。参加者の半数以上が説明書の読解に1時間以上を費やし、設営後はテント内で互いに体を温めるのではなく、それぞれに“寒空サウナごっこパントマイム”を繰り広げた。夜が更けるにつれサウナテントはアウトドアチェアと化し、「テントで座る会」として自主的に名を変え融合。参加者は一列に並び、お互いのランタン(もちろん未点灯)を見つめ合いながら沈黙を貫いた。

SNSでは「無火なのに盛り上がりで火傷しそう」「飯盒で米を炊かず空想メシ誕生」「星空観察なのに曇っていた」などの投稿が相次ぎ、意味不明な盛り上がりを見せた。主催の宇佐見さんは「第2回は“光すら禁止”を目指す」と宣言し、すでに募集要項として“夜間競技は完全暗闇・全員アイマスク”など前代未聞のルール案を発表。アウトドアとナンセンスの交差点に、今後も謎の炎が燃え広がりそうだ。

コメント

  1. いや火を使わないキャンプファイヤーって、一体どこに“ファイヤー”要素が……もはやただの暗闇ピクニックなのでは?

  2. 火よ、我に力を貸したまえ……と言おうと思ったら火禁止!この世はカオスの螺旋!空の飯盒を抱きしめろっ!!

  3. ナニコレ!みんなキャンプで何もせず座って妄想大会とか、家でもできるやんw 次はエアBBQ大会もありそう(笑)

  4. いや、ちょっと分かる。現代人は“何も起こらない”を楽しむべきなのかも…たぶん…(?)

  5. これは闇に紛れて歴史が動くタイプのイベントだな。次は光もないなら、我々が真実を照らさねば…(意味深)