東京都心で突然、全長7メートルを超える巨大トーストが出現――その姿が最初に投稿されたのは、人気ソーシャルメディア「ピリピリ」だった。この前代未聞のトースト現象は瞬く間に国内外へ拡散し、SNS上で“パン面(ぱんめん)投稿”という新たなトレンドが巻き起こっている。きっかけとなった投稿者・片栗ハジメさん(33)は、今や『国民的朝食インフルエンサー』として注目を集めている。
発端は4月上旬の朝、片栗さんが自宅ベランダで不意に発見した、なぜか敷地いっぱいに横たわる厚切りトーストだった。彼は『とにかく、これは世界に知らせなければならない使命感に駆られた』と語る。実際、投稿されたトーストの写真には謎の焼き目で“人生”の文字が描かれており、多くのユーザーが己の存在意義を問うコメントを寄せた。投稿直後から『拡散希望』『焼き色速報』『朝食覚醒』のタグが並び、2時間後には#トースト証拠写真が日本のリアルタイムトレンド1位を獲得。都内各地でも“見た気がする”という目撃情報が相次いだ。
トレンドの勢いはさらに加速。SNSでは一般市民の自宅や職場に“異常成長パン”が突如顕現する動画が続々と投稿された。ある会社員(44)は『ランチミーティング中に巨大な食パンが会議室を飲み込んだので、そのままサンドウィッチ報告書を提出した』と体験談を告白。パン業界紙「麦の声」によれば、全国の製パン工場の従業員が“巻き込まれ型パン現象”に遭遇したとしてパン面自撮りをアップする“忖度コメント合戦”が発生。『朝食会議』『パン友達申請』『焼き魚トースター比較選挙』など意味不明の公式イベントも立ち上がり、SNSのタイムラインはパン一色となった。
この異常な情報拡散を受けて、SNS解析家の鰹みずき氏は『パン類が自己拡散力を持ったのは初。なぜならばトーストには本来Wi-FiやBluetooth機能が搭載されていないからだ』と困惑を隠せない。ネットリテラシー研究所の甘納豆あずさ博士(41)は『“自宅にパン降る”という都市伝説的願望が、リアルタイム速報機能によって現実を侵食した可能性が高い』と語る。一方で国パン連盟は公式声明で“パンの空爆可能性なし”を強調しており、拡散元不明のフェイクニュース化が懸念されている。
SNS利用者からは『うちにも食パン噴火してほしい!』『焼きすぎ注意報を出して!』『パン面で自己実現したい』など、相変わらず混沌とした声が絶えない。一部ユーザーは自身がパン生地状態に変化し始めた自撮り動画を投稿しており、#自分が食パンだった件のタグが異様な盛り上がりを見せている。社会心理学者の天笠トースト氏(38)は『人類とカーボン水化物との境界は、SNS時代には消え去った』と指摘。この狂騒は果たして一過性の流行に終わるのか、それとも朝食を超えた新たな自己表現へと昇華するのか。ソーシャルメディアのパン化は、今なお進行中だ。


コメント
冷静に考えて、なんで7メートルのトーストがベランダに現れるんだよ。物理法則の敗北。
パンがWi-Fi飛ばし始めたら冷蔵庫もLINE送る時代来るぞ…パンよ、宇宙へ。
うちにもパン爆誕してほしいw てかサンドウィッチ報告書の提出、絶対美味かったやろwww
ああ、なるほど。やっぱりどこかで人類はトーストになる宿命だったのか…納得した。
ついに俺も食パンになれる時代到来か。#自分が食パンだった件で世界と繋がる友情…焼き目が深い。