今年のファッション最前線は台所にあった――そう語るのは、突如パリ・ファッションウィークに出現した“食卓着衣団”リーダーのミネコ・ツユダ(82)。彼女率いる高齢者デザインチームが発表した、刺繍入りテーブルクロスをそのまま纏う新型スーツが世界的トレンドをかき乱している。
ミネコ・ツユダと12人の仲間たちは、一晩で861枚のテーブルクロスを裁断、3D刺繍プリンターで“福笑い大根”“逆立ちレンコン”など不可解なモチーフを全面装飾した。その後、チェック柄・ビビッドカラー・謎のレースでレイヤードし、最後の仕上げに金平糖型アクセサリーをボタン代わりに縫い付けた。“食卓の残像”と名付けられたコレクションは、審査員に「自分が山菜になった気分」と言わしめた。
突撃インタビューによれば、ツユダは「ドレスコード?聞いたことないよ、今朝は味噌汁こぼしたから黄色をチョイスした」と堂々コメント。着用モデルは、パリ近郊のシティボーイたちで、彼らは会場内で“箸入れポーチ”を振り回しながら「これぞナンセンス・エレガンス」と声を揃えた。ベレー帽から麩菓子が噴き出す斬新なヘッドアクセサリーも着用が義務付けられ、ドレスコード違反者にはもれなく“出汁スプレー”が噴霧される厳格なルールだった。
コレクションの熱狂はSNSにも大波及。若者の間では〈テーブルクロス脱走チャレンジ〉動画が大流行し、「祖母に叱られたが、僕のコーデは勝手に進化するタイプ」と語る投稿も多数。専門家のドクター・ホンダセイイチ(テキスタイル研究家、68)は「服と食事の完全融合は人類初。今後はサラダボウルを襟に仕込む“オートメニュー・ファッション”も台頭しうる」と予測する。
なおこの現象、行政側も無視できない事態に発展中。とある議会では、議員の4割が“茶碗型ネックレス”で登壇、議事録はすべて“お品書き”形式に変更されたとの未確認情報もある。時代は今、食卓が体を包む奇妙なレイヤード革命期に突入したようだ。次のトレンドは“鍋敷きパンツ”か、それとも“米粒ピアス”か。混沌のファッション戦国時代から、目が離せない。



コメント
まって、パリコレで味噌汁こぼして色合わせてくるの強すぎでは?ネクストレベルがすぎる。
僕の家のテーブルクロスも昨日逃げ出しました。今ごろパリ歩いてるかもしれません。追いかけて味見しないと。
食卓の残像とかいうパワーワードに腹筋やられたw次はぜひ急須リュックで登場してほしい。
・・・なるほど、これが本物の『着るサラダ』。人は食卓となり、食卓は人となる──深い。
議事録がお品書きとか絶対お腹すくやつ。議員さんの茶碗ネックレスは公式グッズ化待ってます。