謎解き好きの間で密かなブームとなっているリアル脱出カフェ『ナゾペキ』。しかし先週末、体験者の全員が「誤った出口」から脱出し、全員がなぜか餃子に姿を変えてしまうという前代未聞の事件が発生した。カフェの運営者、参加者、専門家などを取材し、混迷を極める現場の全容を追った。
現場は栃木県宇都宮市郊外の三角屋根のログハウス風店舗。11時開店直後、日比谷つつじさん(会社員・32)をはじめ総勢16名の参加者が『タイムパラドックス餃子事件』というシナリオに挑戦した。店内には、壁に無数のダイヤルロック、引き出しや翻訳できない暗号が詰まった鍋、さらには巨大な回転する扇風機型パズルが設置されていた。主催者の木箱古希男氏(年齢非公開)は「謎解きは全てAI餃子のランダム思考で生成される。出題当日まで我々も内容は分からない。そこが醍醐味」と語る。
体験中、参加者は次々に『小麦粉を混ぜろ』『にんにくのキーワードを歌え』『誰よりも早く皮になりきれ』など予想を遥かに超えるタスクを与えられた。最後の暗号『出口は入口であり入口は出口』にたどり着いた全員が、本来の脱出口ではなく“厨房直通”の扉へ一直線。直後、かすかな湯気とともに「ぷるん」とした皮の質感になり、互いの姿が餃子(焼き・蒸しが選択可)に変化していたという。目撃者の主婦・栗橋エリカさん(39)は「皮を発酵させながら暗号を解読するなんて正気の沙汰じゃない。帰宅した夫も困惑していました」と振り返る。
騒動の発覚以降、ナゾペキは連日メディアと餃子好きの大行列となり、Twitterでは『#また餃子になりたい』がトレンド入り。『人間に戻れる権利をロシアンルーレットで争う第2ラウンド』が有料オプションで追加され、話題は拡大の一途だ。宇都宮餃子協会の資格を持つ推理作家・獄渚真田氏も「事態は不可逆だが、美味だったのならまあ許容すべき」と独自の見解を示す。
本誌の調べによれば、迷宮カフェナゾペキでは今後『シュウマイ逆転裁判』『小籠包の涙推理劇場』などさらなる変身型脱出シナリオを用意。参加には注意喚起が告知されているにも関わらず、次週も既に定員が餃子2,000個分を超えているという。SNSでは「次は水餃子になろうかな」「皮に穴があいた時点で脱落?」など、脱出後の“その姿”を楽しみにする参加者の声が相次いでいる。


コメント
みんな揃って餃子になるって、一体どの時点でこれは謎解きじゃなくて食品加工ワークショップに変わったんでしょうか。倫理的な出口が見当たりません。
うおお!焼きか蒸しか選べるとか神イベ確定www次は小籠包に進化したい人生だった!!#また餃子になりたい
ワシはすでに皮になって30年。彼らもようやく餃子道の門を叩いたようじゃな。宇都宮の因果は深いぞえ…ぷるぷる…
やっぱりAI餃子の陰謀だったか。次はきっと電子レンジを通じて全国民を大葉入り餃子にする計画、始まってるぞ。油断するな同志たち。
なんか納得。出口は入口、俺の昼ごはんも昨日の残り物だったし…やっぱり全部巡り巡るんだな。餃子食べよ。