政党の多様化が止まらない現代社会において、前代未聞の新党が突如として政界を揺るがせている。全国規模の市民団体「豆腐の角で頭を打たせたい同盟」が主体となり、議席そのものを浮遊させることを掲げる「浮遊豆腐党」が国会に殴り込みをかけたのだ。
「浮遊豆腐党」は自宅で豆腐を浮かべる伝統文化を持つ村上烈士(62)が代表を務め、全党員が毎朝豆腐を空中で1分間浮かせる修行を日課としている。今月、地方政党「空気読まナイト党」とも連携し、国会本会議場に持ち込んだ300丁の手作り豆腐が次々と宙に舞い上がるパフォーマンスを披露。議会の椅子や机も次第に浮遊し始めたため、複数のベテラン議員が恐慌状態に陥り「これが民意か」と叫びながら空中に飛び上がるなど、あらゆる意味で場内は混乱に包まれた。
浮遊豆腐党のマニフェストは一見大胆だが、その要旨はシンプルである。「全国の公共施設、交通機関、議会における全ての物体を5cmほど浮かせることで、地面との癒着を解消し、浮力で世の重苦しい空気を軽くする」というもので、これにより「日々の悩みも浮かして消える」と主張。また、市民参加型の“浮遊投票”も導入し、有権者はヘリウムガス風船に記名投票紙を括りつけて飛ばす新制度を試験導入したところ、8割の票が近隣自治体へ漂着し、国政選挙区割の大幅見直しを余儀なくされている。
SNSでは「浮遊こそが時代の解決法」「うちの犬も豆腐党に入党した」といった賛同の声のほか、「議員が天井裏に詰まった」「宙に舞う書類の解読が困難」といった現場からの苦情も殺到。豆腐を追って国会外に飛び出した議員が、そのまま空中を議会外周180周する珍事が目撃され、現地警備員ナベ沢誠司(43)は「本来の議事進行とは何だったのか、浮遊するたびに哲学が深まる」と困惑を隠せない。
専門家の揚田フワ夫政治学博士(浮体社会論専攻)は「議会そのものが地に足がつかなくなった今、むしろリアルな民意が反映されやすいのでは」と持論を展開。さらには、同党による“浮遊自治”運動が全国に波及し、「離陸型町内会」が各地で発足。落下物対策として、防災ヘルメットの全国配布や“空中歩行”の義務教育化を求める陳情書も提出されるなど、想定外の制度設計が急務となっている。
日本政治の遥か高みを目指し、ふわふわと揺れる新たな風。次なる選挙戦では、果たしてどこまで舞い上がるのか。国民の視線もおおいに巻き込んだ、“宙に浮いた政治”の行方から目が離せない。


コメント
シンプルに疑問なんだけど…5cm浮かせることで悩み消えるって、物理なの?精神論なの?どっちよw
わしも議会ぐるぐる180周してみたい!ヘルメット片手に豆腐の角を探しにいざ出陣~~~✈️
議員も議席も浮かせば民意が反映しやすい…確かに“地に足の着かない政治”にふさわしい世界観ですね。妙に納得です。
ヘリウム風船が投票券を運ぶ世の中、俺の履歴書もどこかに飛ばしてくれ…(謎)
浮遊豆腐党、次は豆腐ホバークラフト開発してくれ!てか、うちの冷奴もそろそろ浮きますか?😆