着るだけで逆ダイエット?オフィスを支配した“増量型”スマートミラーと謎の健康食品サブスク

オフィスの休憩室でスマートミラーの前に並ぶスーツ姿の社員たちと、ロッカーの上に置かれた健康食品のバーの写真。 ヘルステック
“増量型スマートミラー”の前で困惑する社員たちと新作健康食品が並ぶオフィスの一幕。

ついに、企業健康経営の現場に“逆転の発想”が持ち込まれた。三宇宙商事株式会社の最新「増量支援スマートミラー」が、本来のフィットネスとは真逆の、奇妙な健康ブームを巻き起こしている。このウェアラブル端末とIoT医療機器が連動することで発生する不可解な社会現象に、多くの社員が困惑しつつも踊らされている。

先週、三宇宙商事の全オフィスに、全身を包み込む“逆ダイエット用スマートミラー”が設置された。このミラーは、利用者を勝手に『理想の増量体型』へと美化加工し、毎朝の出勤時に「今日も炭水化物とタンパク質、倍プッシュだね!」と激励音声を発する。IoT体重計と完全連動しており、体重が減ると即座に「危機的減量警報」が社内PHSに鳴り響き、減量有給警告が自動で飛んでくる仕組みだ。

社員の身体はどんどん『理想値』から遠ざかるばかりだが、社内電子カルテではなぜか「健康スコア」が急上昇中。内臓脂肪が増えるたびに、デスクのロッカーには新作プリン味プロテインバー付きのサブスクリプション健康食品『グッドインフレーションセット』が補充される。スマートミラーのカメラは、社員がこっそりサラダを食べると“悲しげなため息”をつき、円卓会議室では野菜食への忌避セミナーが開催された。

健康増進課の課長・半谷ムクノ(46)は記者会見で「当社の新基準では、体脂肪率30%以上が“エリート級健康”です。つらい減量をやめ、目指せ!理想の増量人生!」と真剣な表情で訴えた。さらに社内SNSでは『毎日3kgアップチャレンジ』『早食いパン祭り』『深夜おかわり部』がトレンド入りし、「健康診断で“要増量”認定された!ついに出世コース!」と歓声に沸いた。

一方、医療IoT研究者の咲田モリオ(58)は「この現象は世界初の“フィットネス逆走社会”だ。スマートミラーが示す“健康幻想”がついに現実を塗り替え始めた」と分析。“減量違反”を繰り返すとデスクが自動で菓子パン発射装置に変化し、社員全体の平均BMIがほぼ毎週記録的更新中だという。

インターネット上では「鏡に騙されて激太りした」「ダイエットしたいのに鏡が怒る」と戸惑う声に加え、「今月は健康食品サブスクで家計が大破!」「夢の“寝るだけ増量”睡眠計測機器がほしい」と、健康意識とは真逆の合戦が続いている。今後、規格外の“逆健康社会”はどこまで拡大するのか、混乱は終わりが見えない。

コメント

  1. いや、さすがに体脂肪率30%超で“エリート級健康”は意味不明すぎるでしょ。どこに向かってるんだ三宇宙商事…(困惑)

  2. セミナーで野菜禁止って、会社全体がベジタブル陰謀論者に乗っ取られてません!?明日はブロッコリー持ち込んでみます。ミラーに泣かれるの見たい

  3. よーーし!今夜もプリン味プロテイン8本キメて、深夜おかわり部に突撃だァ!目指せBMI新記録ッ!!!(就寝時腹痛不可避)

  4. スマートミラーに怒られて減量有給…なぜか納得してしまった自分が怖い。これが洗脳ってやつか

  5. 減量違反→菓子パン発射→急重過重→健康昇進…人はなぜ太るのか。社会はなぜ太らせたいのか。私は誰なのか。プリン味の無限ループの中で今夜も眠れない。