デジタル民主主義の最前線では、常識を突き抜ける現象が次々と誕生している。そんな中、SNS界に彗星のごとく現れた「スニーズター — くしゃみを記録して共有するだけのプラットフォーム」が、全国選挙の投票インフラに採用されるという前代未聞の事態が発生した。
この事態の発端は、与党デジタル革新担当大臣の早袋ボタン氏(57)が「市民参加の新時代」を掲げ、従来の投票行動を根底から見直すプロジェクトを立ち上げたことにある。注目すべきは、従来の一票制ではなく、国民のくしゃみ回数が可視化されたビッグデータを元に議席を割り振る、「生体反射投票システム」の採用だ。スニーズターはアカウント登録後、自身のくしゃみを自動で投稿し、拍手やエールではなく“鼻セレクト”で支持政党を表明できる。早袋氏は「無意識の意思こそが真の市民参加」と強調した。
しかし、運用開始初日から予想を超える騒動が巻き起こった。全国のくしゃみインフルエンサーとして知られる主婦・眉毛アオイさん(38)は朝8時の時点ですでに9,800回のくしゃみを記録。アオイさんの「連続くしゃみ実況」はフォロワー23万人を獲得、コメント欄は「次の政権は鼻毛派で」「くしゃみ界に革命を!」と沸き返った。対抗するくしゃみボット軍団「ハナモドキ47」も大量にアカウントを生成、毎秒2,000くしゃみを連打するなど、SNSエコーチェンバー化が一気に進行した。
一方で専門家からは懸念の声も。偽情報対策協会の溶岩星ジロー会長は「鼻水最多だけが国を動かす制度は、伝統的デマ情報拡散モデルを百倍加速させる。くしゃみの音だけで争点が消える」と警告。また、くしゃみの音を変換する“ボイス変調器”の流通によって、ヒツジの鳴き声や甲高い電子音が政治熱を煽り、デジタルリテラシー教育現場は混乱しているという。
そんななかで、くしゃみアカウントが次々と立候補意思を表明する異常事態も起こっている。第1号は、高知県在住のイヌ派くしゃみAI「シュンペイくしゃみbot」。すでに「ワンワン憲法草案」を10分毎に自動投稿し、小中学校の社会科教材に引用されるほどの影響力を持つにいたった。地方自治体の広報担当・右川ミズキ氏(44)は「市民がうっかりくしゃみを止めてしまったことで議席が消滅した事例も確認された。ここからが新たな民主主義の実験だ」と語った。
国民の間では「鼻炎は国策」「もっと静電気対策を!」など予期せぬ市民運動も激化しつつあり、アレルギー薬市場も未曾有の混乱を見せている。投票日に先立ち、国会前ではいまだかつてない規模の“くしゃみパレード”の準備が進み、参加予定者数は19万鼻に達する見込みだ。これが果たして政治コミュニケーションの未来形なのか、それとも無限後退の鼻水迷宮なのか、答えは誰の鼻にも分からない。



コメント
いやいや、くしゃみの回数って…公平性とかどうなってるの?花粉症の人が圧勝じゃない?
くしゃみボットに政権運営任せたら、全部AIの鼻毛で決まる時代くる。ワンワン憲法、ワンしか書いてない説。
草。朝から9000くしゃみって、新記録だろww マジで次の総理は鼻毛派か?
なるほど、寝てる間にくしゃみ止まったら議席消滅…現代病みたいだけど妙に納得しちゃった自分がいる。
鼻水よ、政治家を洗い流してくれ!この国の未来はアレルギーの数だけ輝く!!(謎祝福)