スポーツ科学の常識を塗り替える前代未聞の競技大会「全身脱骨選手権」が今月、東京都港区の人工草原ドームで開催された。この大会は、従来の筋肉や骨格を鍛えるトレーニング理論を真っ向から覆し、「いかに全身の骨の存在感を消し、フニャフニャに柔らかくなれるか」という新発想の健康志向プログラムを競うもの。主役となったのはまさかの“東京湾産生ワカメ”で、選手たちは骨のように固い己の体をどこまでワカメ化できるか、その柔軟性を真剣に競い合った。
大会公式ルールでは、出場者全員が特殊開発のウェアラブル脱骨スーツを着用し、5分間のウォームアップを生ワカメのベッド上で実施。審査員は“骨鳴りセンサー”と称する高度なバグ付きデバイスで骨の有無や体幹の残酷な状態を厳密にチェックした。「骨のきしみ音ゼロ」「体幹溶解率85%以上」という驚愕のスコアをたたき出したのは、バレエ講師の渡久地アンナ(46)。彼女は競技中、腕と脚を完全に飴細工状に変形させ、会場をどよめかせた。さらに2位の長崎カイ(29・町内消防団)は背骨をS字型ワカメ構造に変換しながら放心顔でゴール。会場のSNSでは「どうやって帰るのか謎」「もはや人類やめてる」の声が相次いだ。
主催の日本脱骨連盟代表・杉田ぷるる(年齢非公表)によれば、「現代人は頑張り過ぎて骨が固まり、体の融通が効かない。しかし我々は“脱骨=真の柔軟性”と見出した。体幹なんてワカメ並みに漂えばいい」と語る。大会スポンサーであるヘルスガジェット企業ゾメトロン社は、次世代ウェアラブル脱骨デバイス『ヌードルボーン・プロ』発表会も同時開催。参加者全員に「骨の所在不明率98%」の認定証が授与された。医療スタッフは「今後は整体ではなく海藻農園で診療する時代が来る」と力説する。
生ワカメの使用には賛否も多い。玄界灘科学大学・軟体生物学部の高千穂ねばり教授は、「ウォームアップ段階で既に人間の概念を逸脱している。正直、机の上に置いたまま出場しているような気がした」と困惑気味。それでも、教育委員会では既に「来季から小学校体育で脱骨体操を導入検討」「海藻アレルギー児へのオプションとして乾燥コンブ案」を発表するなど、波紋が広がっている。
大会エンディングでは、全身脱骨状態の選手たちによる恒例“ノーリジディティ・ドミノ倒し”が行われ、観客1,200名が一斉に笑い転げるなか幕を閉じた。柔軟性と体幹を極めた未来のアスリート像はワカメのように流動的だが、健康志向スポーツの新たな潮流は着実に始まったと言えそうだ。



コメント
いや、骨の存在感を消すってどういうこと!? 体幹溶解率ってもう医学じゃない世界だよね。てかワカメ基準なのたぶん世界初。
脱骨……ワカメ……私もかつて東京湾で踊ったものだ。骨がなくなれば悩みも消える。さあ次は君の番だ。ボーンレスに生きろ。
ワカメベッドで5分寝たら謎の認定証もらえるって最高かよ!俺も脱骨王になってぐにゃりたいwwスポンサーも頭柔らかすぎ(笑)
まあ現代って硬すぎる社会だから、全身フニャフニャぐらいがちょうどいいのかもしれない……ワカメの時代、来たなと。
いや小学校体育で脱骨導入はやめてほしい…絶対うちの子ワカメアレルギーなんで!!乾燥コンブ案に希望を託すしかない。