オンライン漫画アプリ「タテヨミ・マシマシ」にて、アーカイブ機能を使った利用者の一部が、同じ漫画の異次元バージョンを同時に発掘・鑑賞できる前代未聞の事態が発生している。この現象により、読者の間で“好きなキャラの性格7億パターン”からお気に入りを選ぶエンタテインメントが新たに盛り上がる一方、作家陣も自作では覚えのないストーリーの感想で困惑の色を隠せない。
発端は、人気連載『イシガネの憂鬱』の最新話をアーカイブから読むユーザーが、突如として「過去の更新履歴がパラレルワールド方式に枝分かれしている」と報告したことだ。アプリ運営側は緊急発表で『時間軸を扱う既存技術と、課金による“運命選択権”との相互作用が予期せぬ次元間同期を生じさせた』と説明し、「歴史に残る読書体験の到来に胸を高鳴らせている」と前向きにコメントしている。
この混乱を受け、作者のトオヤマ・シズコ氏(45)は『私が書いた覚えのない“イシガネ VS 寿司怪獣編”や、“時間遡行ママ友会議編”のファンアートでインターネットが溢れ、驚愕している。次回作では逆に、読者の想像が作中展開に先回りする現象を取り入れたい』と語る。一方、課金ユーザーの間では“別世界の広告”が流れる例も複数確認されており、時折『ラーメンが宇宙を征服!今すぐ更新チケットを集めて』など、現実離れした広告文が急増している。
SNS上には『毎週、推しキャラが正義にも悪にもなるので推し替えが追いつかない』『1セット課金で未来の自分に“帽子型感想”を送信できた』といった証言が投稿されている。特に人気なのは“全130話のうち125話が主人公の昼寝シーン”のみで構成された「異次元ショートver.」や、“全編コンビニのレジ打ち解説編”など、通常では成立しえない編集パターンだ。
漫画評論家であるエイジマ・ヒロセ氏(58)は、「読者各自が‘自分だけの正史’を選び、その過程で作品世界が爆発的に多様化する今、マンガの本質が“ページの間に潜む次元の選択”に変容した」と分析。なお、「戻る」ボタンを3000回連打した読者が“自分が読み手ではなく漫画キャラだった”ことに覚醒しアプリを飛び出したケースも1件報告されている。今後、どの物語が“我々のいる世界”にとっての正規版となるのか、予断を許さない状況だ。



コメント
なんというかSFどころか自分の脳がバグりそう…全部夢オチだったってパターンも存在してそうで草。
オレ、この次元でレジ打ちしてるイシガネさんと別世界の寿司怪獣で推し迷子中。違う宇宙の自分が読んでるの想像したら変な汗出てきた。
ほらな、やっぱ課金は世界を歪めるってずっと言ってたわ。次は広告経由で現実がマンガに吸い込まれる日も近いな!!
読者が感想を未来の自分に送れるの逆に便利すぎでは?過去の自分によるネタバレ攻撃不可避w
なるほど、もしかして全部のマンガって本来こうやって多次元の可能性を内包してたのかもしれない…と思うと謎に納得した。