“転がる石指数”で所得完全ランダム化 最低賃金もジェンダー格差もまさかのローリング現象発生

明るいオフィス内で大きな石を囲んで立つ複数の会社員たちが、誰かが石を転がそうとしている様子。 所得と格差
毎朝、社員たちが石の転がる先で今月の給与が決まる「転がる石指数」で揺れる職場の一幕。

経済界にかつてない騒動が持ち上がっている。国際労働戸惑い庁が本年度から導入した、完全ランダム型の賃金決定制度「転がる石指数」が全国の雇用現場を混沌と狂熱のるつぼに叩き込んだ。同制度では、従来の最低賃金制度・累進課税方式に代わり、毎朝オフィスで巨大な石が転がされ、止まった場所によって社員の今月の所得が決まる仕組み。ローリング現象巻き起こる現場から、怒号と爆笑の最前線をレポートする。

新制度の導入日は、首都サンレン市の中央大通りに延々と続く石の行列で幕をあけた。各企業は朝礼の代わりに専用ローリングルームに集まり、石の“着地位置”で支払給与を決定。「本日は極寒の窓際席着地、一律時給48円」とインテリア会社勤務の山電あきら(43)が語る。対照的に、破天荒系IT企業『スパイダーシステムズ』では、石が空調リモコンにクラッシュし“全従業員月収三億円”が発生。不公平感どころか、「もはや現実味がない」「今年こそ給与明細のシュレッダー回数を競う」と社員間ゲーム化が静かに進行中だ。

格差是正のはずが格差拡大どころか本質転倒──成立初週、ジェンダー格差も同様に“石”依存となり、女性社員会の代表・寺之薗まりえ(37)は「男性社員の給与石が女湯に転がったことで、今月から女性社員が全員男性社員の給料を受けとり、男性陣はバスソルト引換券に化けた」と証言。一方、雇用調整助成金制度も独自のランダム仕様に進化し、石がゴルフボールに着地した工場では、なぜか従業員全員が四週連続グリーン芝刈り兼業に従事。失業の恐れを芝生の保湿リスクで相殺することで、政策の安定性を訴えた担当官は至って「冷静で論理的」だとされる。

日々変動する石指数には専門家も困惑を隠さない。賃金動態評論家の鰓府(えらふ)太治郎氏は「労働市場に“意味”を見出そうとしたらすべてが石灰石に崩れる」と皮肉る。SNS上では“明日こそ屋上で転がってくれ石よ(涙のハッシュタグTrendy)”や、“今月のボーナスは貝殻2枚と絶妙な野球帽”など、事態は自己解決の兆しも見られない。

格差是正策が転じて格差未曾有時代へ。戸惑い庁は「来年度は石をダイスに変更する」「来月からは“最低賃金の夢を見る会”を設立」と発表したが、市井の人々はもはや給料日を指折り数えることもなく、ただ未来の“転がり具合”に全人生を委ねはじめているという。狂気のローリング経済がもたらす新時代、その先に何が待つのか――踏まれた石しか知らない。

コメント

  1. いや、その石を転がす意味とは…?誰が最初に思いついたのか単純に気になります。給料より先に常識が転がり落ちてないか?

  2. 石!ゴロゴロ!お給料もゴロゴロ!芝刈りついでに人類の尊厳も刈られていく~(笑)明日は貝殻と野球帽を賭けて生きよう!!

  3. 全ての格差を石頼みにした時点で、現実世界もソシャゲのガチャと一緒やん。10連回したら給料上がる石ないかなw

  4. …なんかわかる気がする。人生って、結局どこに転がるかわからないし、もう石のほうが信用できそう。

  5. これは石油王もびっくり。来月の夢は“最高級玉砂利”!本気出してコンクリジャグリング資格とります。