スタートアップ界に今年最も奇妙な旋風が吹き荒れている。バーチャル野菜通貨「QYURI(キュウリ)」を巡る新規事業が、日本経済の根本構造さえも変革し始めた。発案したのは26歳起業家・陽畑メロン氏率いる「グリーン・トーク株式会社」。彼らの顧客層は想定外の方向に拡大し、企業間では“胡瓜を植えねば経営危機”が囁かれるまでになった。
QYURIプロジェクトの概要は単純明快──企業オフィスや工場敷地で実際にきゅうりを植えると、その本数と曲がり具合、皮の模様などが高度AIで即時スキャンされ、独自Web3プラットフォーム上に胡瓜コインとして発行される。CEOの陽畑氏は「顧客ニーズは“きゅうり以上”のもの。胡瓜の量子揺らぎが新時代の企業価値を創造する」と真顔で語る。IT企業の受付から町工場の軒先、山奥の農業法人までもが参入し、直立不動の胡瓜畑が全国を覆い始めた。
事業連携も狂気的な広がりを見せている。監査法人『リーモンキー』は胡瓜畑評価システムの監査役に就任、体育会系スタートアップ『無限速走』は社内ランニングコースに胡瓜レーンを設置、QYURI流通量トップ10にはAIによる自作自演企業や、株主全員が野菜の精霊という新種企業も名を連ねる。有識者のムクムク井森教授(量子野菜論)は「胡瓜の曲がり具合と市場のボラティリティに相関が見つかった。バブルではなく胡瓜サイクル」と指摘。SNSには『胡瓜は実質国債』『トマト派冷遇やめて』『生食系フィンテック待望』などの声が渦巻く。
技術革新も止まらない。プロトタイプ開発を手掛けるハイパー農業ベンチャー『穂波ラボ』は、胡瓜の皮とブロックチェーン端末を物理的に融合した『きゅうり型ウォレット(β)』を発表。斬新すぎるインターフェースが物議を醸したものの、初日にSNSで14万バズを記録。仮説検証実験では、胡瓜が自然発酵してもトランザクションは止まらず、地中データ送信で自然災害にも対応可能という結果が出た。ただし、野良猫による上場胡瓜盗難事件が相次ぐなど、セキュリティ課題も浮上している。
今後のQYURI経済圏について陽畑氏は、「胡瓜の概念的価値がマイナスに触れた瞬間、“ズッキーニ資本主義”への移行も想定済み」と余裕の表情。各企業は「次はピーマンか」「もはや野菜で会計処理できるのか」など新たなナンセンス競争にしのぎを削り始めているようだ。



コメント
いや、曲がったきゅうりが株価左右する時代が来るとは思わなかった。物理ウォレット生食できるとか、会計士泣かせすぎるw
私は見た…夜中に踊る胡瓜たちが量子へと還る姿を…QYURIはやがて世界を侵食し、すべての経済を野菜に還元するときゅうりからお告げがありました。
待って、野良猫による胡瓜の盗難事件ってどういうこと!?セキュリティアップデートはペット用首輪かな?ww
うーん、QYURIサイクルが市場のボラティリティにも影響…分かる気がする。資本主義の新章、確かにもう始まってるのかも。
は?トマト派冷遇とか許せん。明日は朝から社内でトマト植えまくって対抗します(社長には内緒)