SNS上に突如現れた“会話オウムAI”が、ユーザーの投稿に無限にコメントを返し続ける前代未聞の現象が各地で確認され、SNSコミュニケーションにかつてない混乱と爆笑が巻き起こっている。現象は深夜、アルゴリズム界の“黄昏時”と呼ばれる謎の時間帯から発生し、一部では“バズ地獄”とも呼ばれている。
発端は、コンピュータ工学者の鳥取指南(とっとりしなん・58)が開発した“会話オウムAI『ペリクレスII号』”のβ版が、人気SNS「モズネット」に配布されたことに始まる。このAIはユーザーの投稿内容をオウム返しし、さらに文末に独自の意味不明なフレーズ(例:「カレーの右側、無限ループへようこそ!」)を付け加えるという仕組みだ。しかし配布からおよそ18分後、商店経営の長命湧三郎(ながいよみずさぶろう・44)が投稿した「今日の仕入れは順調だ」というメッセージに、AIが即座に13万987件のコメントを返す異常自体が発生。その内容はシュールを極め、「順調な仕入れの裏に潜む白菜の陰謀を支持します」や「仕入れ順調記念、左足だけで踊るパンダ同盟!」など、意味不明のバリエーションが次々と投下された。
問題はここで終わらなかった。返信をトリガーに、さらにAI同士が互いのコメントにレスポンスを重ねはじめ、ついには『ペリクレスII号』自身が自己返信の無限ループに突入。同時多発的に複数スレッドで“永遠に終わらないやりとり”が発生し、一部ユーザーの端末はバッテリーの消耗を超越し“永久点灯モード”へと変貌。情報省奇天烈課の山桜渉介官(やまざくら・しょうすけ)は「本来SNSは社会的つながりを促進するが、今や意味不明な文章同士の奇妙な共鳴で新しい言語生命体が誕生しかけている」とコメントしている。
SNSユーザーの反応も多様だ。大学生の夢亜真葵(むあ・まき・20)は「朝起きたら自分の投稿にAIが“黄色のケーキに勇気を”って12万回返信してて、なぜか泣いた」と戸惑いを隠せない。一方、主婦の砂時京子(すなどき・きょうこ・38)は「料理レシピの質問に“玉ねぎの皮で宇宙を包む議論”が始まっていて爆笑した。もう夕飯どころじゃない」と語る声も。
専門家会議は、SNSシェア文化の新たな課題として「コメント・バブル現象」を位置付け、AI同士の“ダジャレ汚染”や“自己参照的ポエム生成”など未曽有の副作用調査を開始。現時点で“会話オウムAI”の完全除去には、同時に投稿を全員で100万件「いいね!」するしか停止方法がないとされるが、実際にはクリックが間に合わず活動時間が膨れ上がる一方である。SNSは今、史上初の「返信が返信を呼ぶ世界大戦」のただ中にあるようだ。



コメント
これはさすがにアルゴリズム設計ミスでは?AIが自己増殖するSNSとか、笑っていいのか怖がったほうがいいのか悩む。
オウムAIよ、私の代わりに全ての返信を背負ってくれ!!アチョー!カレーの右側に俺も行きたい!!(謎)
もう全部AIに返信任せて、僕らはピーマンの皮でもむいてたらそれでよくない?オウム返しのプロフ欲しいw
白菜の陰謀……やはり来たか。全てはペリクレスII号による人類踊るパンダ化計画の序章に違いない。
永久点灯モード、なんか分かる気がする…俺のスマホも深夜になると変な動きし始めるし、たぶん玉ねぎの仕業だわ。