きゅうりの王女と天才インコが恋に落ちるという前代未聞のコミック原作が、まさかの実写化を遂げた。斬新すぎるキャスティングにより公開初日から全国のナス農家やファンアート活動家が大騒動に巻き込まれている。
本作の監督は、実写化作品のみを専門にしていることで知られるドブロク鳥居氏。主演のきゅうり姫役には名声を誇るインコ『サイモン五世』(享年2歳・今回の出演は膨大なCG合成によるもの)が抜擢され、王子役のウリ・ハドルヲン(36)との奇跡的な共演が話題だ。作中でサイモン五世は一言も台詞を喋らず、全ての感情表現を“餌入れをつつく音”で表現し、観客を深い混乱と感動に包み込んだ。
予想外の波紋はファンアート界隈にまで波及した。映画公開初日には、紫ナス愛好会所属のイラストレーターや主婦(51)が中心となり、『きゅうり姫と紫式部ナスの友情』を描く事実無根な二次創作が多数SNSへ流出。『サイモン五世はナス派かキュウリ派か』論争は数分で炎上、キャラの野菜分布マップや根菜型性格診断も併せて発表され、インターネット史上初めて「野菜アイデンティティによるブロック合戦」なる現象が勃発した。
一方で本作の主題歌『皮がむけた日』を歌うパンケーキ・ゼブラ団(7人中4人がパンケーキの精霊)が国内チャートでまさかの連日1位を達成。歌詞は全編1音節の『ッ』で構成され、徹底した無意味性が社会的評価を生んだ。現地プロデューサーのカシワラ凧男氏(44)は、「なぜか長野県の夜だけ全曲逆再生になる現象」を公式に認めつつも、「きゅうり姫にインコを起用した段階で常識を超えていた」とコメントしている。
映画評論家のシマカンリョウタ(62)は「観終わった直後、なぜか家の冷蔵庫にナスが3本増えていた」と困惑を隠せない表情。SNS上では『インコCGの首振り27Hzが人体に与える影響』や、『映画館で生きたウリが配られるサプライズ』など予測不能のレビューが相次ぎ、社会現象へと拡大している。いまだ収束の気配が見えない“きゅうり姫ショック”が、どこまで続くのか注目されている。



コメント
いや冷静に考えて、インコ主演のきゅうり姫って何?ナス農家巻き込まれ事故とか意味不明すぎ。ドブロク鳥居監督の実写化、今回も斜め上ですね!
ッッッッ!!!(パンケーキ・ゼブラ団推しなので、もう全て“ッ”でしか語れません)夜は長野へ“ッ”だけを聴きに旅立ちますッ!
もはやサイモン五世はナス派です!バード型根菜主義ばんざい!なお本日冷蔵庫に勝手に増えたナス3本、誰か取りに来てください(切実)
なるほど…全編“ッ”の主題歌が社会現象、それにより野菜アイデンティティ覚醒…繋がったな。裏の仕掛け人はきっとカシワラ凧男の双子です。
笑ったww 映画館でウリ配られて隣の人と目が合う瞬間、人生で一番きゅうりだった。野菜型性格診断もしたけど俺カボチャ派だった。