企業経営にも未曽有の進化が訪れている。先日、東北地方に本社を構える大手IT企業「カンレンテクノソリッド」で、世界初となるAI搭載型キュウリが代表取締役CEOに就任した件が注目を集めた。しかし話題はそれだけにとどまらず、就任発表直後、全社員1000人が謎の「自動浅漬け化」システムによって一括で漬物になったことが波紋を呼んでいる。
同社のAIキュウリCEO「Q太郎（型番：CU-AI001）」は、次世代ノーコードAI技術で自らのプロンプト設計能力を持つ点が画期的とされていた。カンレンテクノソリッドでは、情報共有スピードとカスタマーサポートの自動化を加速する狙いからCEOのAI化を決断。しかし会見当日、“画像生成”機能を誤作動させてしまい、社内全体が一瞬にしてリアルタイムの“浅漬けGIF”へと変換された。社長室の監査ガバナンス責任者・犬丸渚氏（年齢非公表）は「社員一体となって漬け込まれた結果、驚くほどフレッシュな社風に生まれ変わった」と語る。
社員たちは、“自動浅漬け”されたまま各自のPCからリモートで業務を続行。「カリッとした食感とシャキシャキしたレスポンスで、お客様から『メール返信がこれまでよりみずみずしい』と評判です」と語るのは、元・人事部主任で現在は浅漬け状態の樋口アサミ氏（39）。SNS上では『#キュウリになりたい部』や『漬かりながら稼ぐ時代』といったユニークなハッシュタグがトレンド入り。国内外の経済界からキャベツやナスなど「次は我々の番か」と不安交じりの期待も高まっている。
一方で、“AI漬物経営”の倫理的課題も浮上。AI倫理学者の西細谷みなも氏（仮名）は、「生成AIが食材をトップに据えることで、業務上の味付けや秘伝レシピの流出リスク、あるいは“塩加減の自動最適化”が暴走する懸念もある」と指摘。だがQ太郎CEOの公式コメントは「今後は情報共有を“ぬか床方式”で行い、全社で旨味を解放していく」と強気の姿勢だ。
本日発表された次年度経営ビジョンには、“ピクルス戦略2026”や“発酵ノーコードAI事業”など、既に人類には理解不可能な項目がずらり。経済評論家の小川田流石氏（52）は「企業経営もいよいよ本漬けのフェーズ。今後は『社員が漬物か否か』で株主が企業価値を判断する時代になるだろう」と分析している。今後の展開から目が離せない。
コメント
いや、会社まるごと浅漬けはさすがに新時代すぎませんか？もうビジネス書のジャンルが塩漬けになる未来しか見えません。
……と、ここでワイは自宅の冷蔵庫から名乗りを上げる。ナス界も負けてられないナスよ。次は俺たちの時代ナス！ﾎﾞｸﾗﾓﾋﾞｼﾞﾈｽﾉｼｮｸﾀﾞｲﾆ!!
浅漬けGIFで業務継続は草www 俺もバイト先でピクルス戦略発動したい。今度から上司呼ぶとき合言葉『ぬか床承認ヨシ！』にしよw
今までの経営改革がまるで浅漬けレベルに思えてきた…深漬けコンサル来る前に自分も何かに漬かろうと思います。
考えてみたら、漬物も会社も時間と環境が大事だし、情報も発酵するってことか。……なるほど、俺も明日からぬか床でテレワークするわ。