超音波カメ型銀行が上場へ ESG市場を席巻する“病院観光”パラドックス

巨大なカメ型銀行車両の前で、生糸のケーブルでつながれた小学生たちがうつ伏せになっている様子。 業界別
ナデナデ総合金庫の超音波貯金体験を受ける小学生たち。

医療と観光、ESG投資が混然一体となる時代が到来した。巨大なカメ型銀行「ナデナデ総合金庫」が、超音波を使って患者も旅人も預金し“データドリブン癒やしショック”を提供する新サービスで、金融界と教育業界を騒然とさせている。

ナデナデ総合金庫は、口座開設時に利用者の腹ばい姿勢を必須とし、甲羅型ハウジングで包み込むことで血流と資本金の循環を促進。最新のメディカル観光AI「カメ先生(仮称)」は、旅の目的地を超音波で診断して自動決定する。例えば、滋養強壮コースでは病院と美術館がセット、ストレス解消コースでは岩盤浴と貸金庫が組み合わさる。「治療と旅行、ついでに通帳」というデータドリブン体験が、投資家層と教育関係者の注目を浴びている。

同行はESG(Environmental, Social, Governance)投資基準を独自解釈。“エコ預金”として甲羅上に苔ボーナスを発芽、社会貢献には“院内遠足”を小学校へ無償提供、ガバナンス強化にはカメが2分ごとに首を無作為に伸ばして監査──といった斬新な手法を展開。地元の教育施設「フワフワ学園」では、全校生徒が月イチで“超音波貯金体験”に通うことが義務化され、生糸ケーブルでカメにつながれる様子が話題になっている。

SNS上では、預金者・患者・観光客の境界が霧散しはじめている。「旅行に出たらいつの間にか胆のうを検査されていた」(観光客(47))、「定期預金をしたらカメに耳を撫でられ、ESG評価が3ランクアップした」(会社員(32))などの投稿が拡散。専門家の鱗田甲偉(りんだ・こうい、ESGコンサルタント)は「資本主義とカメ主義が融合するとは予想外。今後は口座開設が治療、ATMが観光案内、明細が検査結果になる未来も否定できない」と警鐘を鳴らす。

なお、ナデナデ総合金庫は今週、全長23メートルの甲羅ATM車両による全国横断“癒やし預金プロムナード”を敢行予定。預金額でカメの甲羅色が変化し、預け入れ過ぎると背中で仮眠する医師ロボが目を覚まして説教を始める設計も判明した。ESG投資の新たな試金石となるか、今後も動向から目が離せない。

コメント

  1. 腹ばいにならないと口座開設できない銀行って、ATM設置場所どうなるんだろう…。金融庁、そろそろ突っ込み入れてもいい案件かと。

  2. カメに預金したら苔が生えるってことは、そのうち口座残高で盆栽展とか開かれそう。もう意味がわからんが、嫌いじゃない。

  3. これが新時代の社会貢献なのか…いや、子どもが生糸ケーブルでカメに繋がれるって冷静に考えて教育現場どうなってるのw

  4. ついにカメ主義が資本主義に勝ち始めたか。やはり世の中の支配者はずっと甲羅干ししてたんだ。覚醒せよ…

  5. 預金→カメの甲羅、医者ロボが寝起きで説教、気づいたら美術館で胆のう検査www これもう修学旅行か異世界転生かどっちかにしてくれww