政治資金の透明性が叫ばれる現代、前代未聞の混乱が全国政界を駆け巡っている。著名政党の「裏金」として長年記載を免れていた資金が、ある日突然、自我をもって歩き始めたのだ。そして彼らは自らを「リザーブ資金同盟」と名乗り、新たな政治派閥として活動を開始した。
関係筋によれば、問題の裏金たちは、政党本部の金庫奥底に隠されていたところ、支出伝票に「微笑マーク」が手書きされ続け雨漏りも加わることで、謎の化学反応が発生。硬貨や札束が次々と跳ね起き、「私たちにだって政治参加の権利がある」と金庫を突破。そのまま議事堂に直行し、受付ロビーで「派閥登録届」を提出したとされる。
この突如現れた新勢力「リザーブ資金同盟」は、公式声明にて「本来なら永遠に帳簿に載る運命だった。われわれは人間たちの陰で静かに支えてきた。今こそ、誰よりも透明で公正な政治参加を目指す」と意気込みを語った。彼らの主要政策は「現金書留義務化」「お年玉制度立法化」など、全てが『現金主義』に直結している。
この動きに対し、政治倫理審査会は緊急招集に追い込まれたが、出席するはずの議員たちの椅子の上には封筒や札束がぴょんぴょん跳ねており、誰も着席できない状態だったという。審査会議長の茶野小鉄氏(52)は「もはや金額以上に書き方が大事なのだと痛感した。だが歩き回る裏金とは想定外」と困惑の表情を隠せなかった。
世論も過熱しており、SNS上には『ついに金が直接主張を始めた』、『子どものお年玉も立候補できないか』、『政治資金が意思を持つなら、納税義務も負ってほしい』など様々な意見が飛び交う。政治評論家の銭田円四郎氏(汗ダラダラ)は『これまで人間だけが説明責任を負ってきたが、今後は現金にも事情聴取が必要。会計監査ロボットの導入も検討すべきだ』と新たな課題を指摘している。
なお、リザーブ資金同盟は来月に派閥オリジナルの通貨発行と巨大貯金箱タワー建設を発表済み。また、「不記載問題改善法案」として『自己申告制おとし玉規則』『財布内デモクラシー推進』を掲げている。政界に新たな潮流を巻き起こすか、全国民が固唾を呑んで見守っている。


コメント
裏金が派閥作っちゃう時代か…そのうちレシートも議員になるのでは?現金主義がついにここまで…(苦笑)
ぴょんぴょん跳ねる札束想像したら脳がバグったwww 俺の300円玉も議員デビュー目指します!!
フフフ…ついに資金が目覚めたか。この動きの背後には宇宙銀行の影があるに違いない…ワレヲ信ジロ。
お金もずっと閉じ込められてたら、そりゃ自己主張したくなるよね。意外と気持ちわかるかも笑
審査会の椅子が封筒ジャンプ大会になってるのじわる。これはもはや通帳レスリング開幕だゾ!